小学生のころから今まで、たくさんの漢字を頭に詰め込んできたと思いますが、正しく覚えている自信はありますか? 中には、読み方があやふやなものもあるはず。今回は社会人男女に「恥ずかしい漢字の読み間違い」について聞いてみました。
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■読み間違いの定番
・雰囲気を「ふいんき」とずっと読んでいた(女性/28歳/自動車関連)
・友達の前で、月極を「げっきょく」と読んでしまい恥ずかしかった(男性/30歳/マスコミ・広告)
このあたりは、経験有りの人も多いのでは? 『ふんいき』『つきぎめ』が正解ですね。
■仕事中に赤っ恥!
・若干を「わかぼし」と言って、同僚に笑われた(女性/27歳/学校・教育関連)
・頭取を「とうしゅ」と呼び、上司に訂正された(男性/27歳/学校・教育関連)
・一丸をよみ間違え、会議で「こんなときだからこそ、社員ひとまるとなって頑張りましょう」って言った(女性/27歳/医薬品・化粧品)
『じゃっかん』『とうどり』『いちがん』が正解。一丸に関しては、『ひとまる』というのもなかなか言葉のニュアンスが出ていて素敵な読み方ですが......。
■ワープロで正しい読み方が発覚!
・分岐を「ぶんさ」と読んでいた。ワープロで変換しようとして出なかったので、岐阜の「ぎ」で「ぶんぎ」、「ぶんき」と試していったら変換できた(男性/29歳/その他)
ワープロソフトが優秀になったおかげで、最近は読み方の間違いに気づくことが増えました。その分、手書きするときに思い出せなくて、苦労するのですが......。
■大勢の前でやっちゃった!
・約定を「やくてい」と読んでも誰も注意してくれず、話の流れで相手が「やくじょう」と言って気がついたとき、とても恥ずかしかったです(女性/27歳/生保・損保)
・コンプライアンスの研修会で、遵守を「そんしゅ」と朗読してしまい、あちこちから苦笑が漏れてきて恥ずかしかった(女性/32歳/運輸・倉庫)
大勢の前で話すときは、読み方の怪しい漢字を前もって調べておきましょう。遵守は『じゅんしゅ』と読みます。
■なぜ勝手に入れかえたの?
・辟易を、「えきへき」だと最近まで思っていた(男性/35歳/機械・精密機器)
・端末を「まったん」とよんでいた(男性/29歳/建設・土木)
どちらも「逆」ですね。正しくは、『へきえき』『たんまつ』です。
■間違ってもドン引きしないで......
・該当を「かくとう」と読んでいた。親にあきれられた(女性/31歳/医療・福祉)
・華厳の滝を「かげんのたき」と呼んだ。一緒にいた人に、「それ、人前で言わない方がいいよ」と引かれた(女性/25歳/ソフトウェア)
『がいとう』『けごんのたき』が正解。間違って覚えていることくらい、誰にでもありますよね。あきれたり、引いたりせず、優しく指摘してくれれば良いのに......。
■痛恨のミス!
・訃報を「けいほう」と読み、上司に指摘され、恥ずかしかった(女性/25歳/団体・公益法人・官公庁)
・仲人。ウエディングプランナーをしていたのですが、読めなくて「なかにん」と言ったら先輩にこてんぱんにバカにされました(女性/26歳/医療・福祉)
さすがに、ウエディングプランナーさんが『なかにん』では、仕事に差し支えそう。正しくは『なこうど』です。訃報は『けいほう』ではなく、『ふほう』と読みます。
■間違えると恥ずかしい地名
・弘前を「ひろまえ」と読んでしまって、恥ずかしい思いをした(男性/26歳/情報・IT)
・江東区を「えとうく」とずっと読んでいたこと(男性/28歳/医療・福祉)
青森県にある弘前は『ひろさき』、江東区は『こうとうく』です。間違って覚えている人は要注意!
■知らなければ読めない地名
・我孫子。「がそんこ」と読んだ(女性/27歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・小豆島を「あずきとう」と読んでしまった(女性/26歳/食品・飲料)
・北海道旅行中「苫小牧」をずっと「とまこまき」と読んでいた(男性/30歳/電機)
『あびこ』『しょうどしま』『とまこまい』が正しい読み方です。これらの土地に馴染みがない人には、少し読みづらいかもしれませんね。
今回ご紹介した「恥ずかしい読み間違い」を見て、「えっ! そう読むの!?」と驚いてしまった人もいるのでは? これを機に、正しく覚え直しておくことをおすすめします。いつかどこかで、恥をかいてしまう前に......。
文・OFFICE-SANGA 森川ほしの
調査時期:2014年5月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人542人(インターネットログイン式アンケート)
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