マラソンランナーが競技中、体力の限界を超えたときに感じるというランナーズハイ。疲労がたまり続けると、ある時点を境に身体を支配していた疲労感がなくなり、いくらでも走っていられるほど快感を覚えるといいます。でも、世の中には思わぬ形で、同じような体験をした人がいるようです。一つのことにハマりすぎて気持ちよくなったという、「ハイ」な経験談を紹介します。
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・電車ハイ。長時間電車に乗りすぎて、揺れを感じなくなった(男性/29歳)
逆に電車を降りたときに酔ってしまいそうですね。
・税務署のアルバイト。ひたすらテンキーで数字を打ち込んでいたら、ゲームをしているような気分になって、楽しくなった(女性/22歳)
・事務作業で社判を押しすぎて、社判ハイになった。終わったあとにちょっとした燃え尽き症候群みたいになって、ほかの仕事のやる気がなくなった(女性/25歳)
単純作業はハイになりやすいですよね。「社判ハイ」は語呂もいいです。
・ダンスに熱中しすぎて、途中でひざの骨が折れているのにも気づかず、2日間踊り続けていた(女性/25歳)
そこまで熱中できるはスゴいですね。でも覚めたあとの激痛は想像するだけで痛い!
・夢中になりすぎて、いつもテレビゲームの音が聞こえるようになった(女性/31歳)
・シムシティにのめりこみすぎて、気がつくと翌日の昼前になっていた。それまではなんともなかったのに、われに返ったら目は充血してしょぼしょぼしていた(男性/38歳)
ゲームにハマりすぎてしまいました。もう体はつらいはずなのに、ゲームがやめられない。これはゲーマーなら誰もが経験があるのでは?
・ダイエットのしすぎでダイエッターハイになった。ダイエットオタクになって、食事制限もランニングも何もかも楽しくなった(女性/28歳)
まわりから見るとちょっとやり過ぎでも、本人が楽しそうにしていたりすると言いにくいものです。
・大学祭で実行委員会として朝から晩まで走り回っていた。夜は寝て次の日に備えなければならないのに、目がさえわたり、次々とやりたい事ややらなきゃいけない事を思いつき、3日間ほぼ睡眠を取る事がことができなかった(女性/22歳)
たしかに、大学祭前の実行委員は、疲労感と自己陶酔と快感が入り交じったようななんともいえない表情をしますよね。大変そうなんだけど、楽しそう。
・株の売買にハマりすぎて、損得がむちゃくちゃになって、金銭感覚がおかしくなった。50万がはした金に思えてきた(男性/35歳)
ちょっと危ないですね。身を持ち崩さないように気をつけて!、
・自転車を1時間以上こいでいてハイになった。疲れているけれど、もっとスピードを出したくなった(男性/35歳)
こちらはランナーズハイの自転車版。ライダーズハイとでもいいましょうか。同じようなものに、スイマーズハイもありますね。
・百人一首を覚えようと必死で、親戚の結婚式にまで本を持っていき、少しでも時間があると覚えようとしていた。徐々につらいとか楽しいとかを超えて無の境地みたいになって、ひたすら暗記する姿を家族に気味悪がられた(女性/30歳)
無表情で延々と百人一首を唱えられたらそりゃちょっと気味悪いですよね。夜中はやめてくださいね。
いかがでしたか? ランナーズハイとは、体を苦しみから解放するために、脳内麻薬と呼ばれるβエンドルフィンという物質が分泌されることで起こります。これが好きでランニングがやめられないという人もいるくらいなので、相当な快感なのでしょう。一度味わってみたいけど、それまでのつらさに耐えられるのか、という問題はありますね......。みなさんはどんな「○○ハイ」を経験したことがありますか?
文・オリスリス
アンケート:フレッシャーズ調べ(社会人600人)
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