社会人に聞く仕事の連絡 メール派VS電話派

更新:2018/07/18

電話・メール

社会人に聞く仕事の連絡 メール派VS電話派

しっかりとした電話応対は、社会人の基本ですよね。しかし、中には未だに電話が苦手な人も。そこで、社会人の皆さんに、上司や取引先と連絡をとるとき、メールと電話、どちらを好んで使っているか、アンケートをしました。

▼こちらもチェック!
仕事関係でLINEを使ったことがある社会人は約3割! 「既読機能が便利」

Q.上司や取引先と連絡を取るとき、「電話」と「メール」のどちらを好んで使いますか?

メール......245人
電話......245人

なんと、メール派と電話派がちょうど半分という結果に! では、その理由を見ていきましょう。まずはメール派の意見から。

■履歴が残る

・証拠が文章として残るため(男性/24歳/医薬品・化粧品)
・メールだと用件を整理して伝えられるし、伝えた証拠になるので。電話だと言った言わないということにもなるので(女性/37歳/マスコミ・広告)

電話をしつつメモをとったとしても、書き間違えや、相手の言い間違いなどのミスが起こることも。文章として残っていると安心ですよね。

■時間帯を気にしなくていい

・タイミングが合わないときでも、確実に用件を伝えられるから(女性/25歳/小売店)
・取り込み中でも迷惑にならない(女性/28歳/金属・鉄鋼・化学)

電話だと、相手の都合によってはなかなか直接話せないこともありますが、メールならお互い時間帯を気にせずに連絡できますね。

■緊張しないで済む

・慌てないから。電話だと言い忘れそうだから(女性/31歳/情報・IT)
・電話は緊張する。メールのほうがじっくり考えて伝えられるから(女性/24歳/食品・飲料)

電話口では慌ててしまい、言うべきことをきちんと伝えられなかった......ということもありそう。

続いて、電話派の意見です。

■早い


・レスポンスがすぐほしいから(女性/26歳/金融・証券)
・話が早い(男性/30歳/食品・飲料)

仕事を迅速に進めたいのなら、やはり電話が手っ取り早いですね。

■相手の反応・自分の気持ちが伝わる

・相手の意見も聞けるし早い。メールは言葉の使い方一つで失礼になってしまう(女性/33歳/金属・鉄鋼・化学)
・声のほうが、気持ちが伝わるから。メールだと、上司には絵文字が使えない分、気持ちが伝わりづらい(女性/27歳/アパレル・繊維)

少し難しい交渉ごとになると、声で直接言った方が説得できることもありそうです。

■メールだといつ見るか分からない

・電話はタイムラグがないから。メールは気づかれないことがあるから(女性/36歳/商社・卸)
・メールだと読み飛ばされる可能性がある(男性/23歳/建設・土木)

送ったメールが、相手の迷惑メールボックスに入ってしまっていることも。重要な案件はメールした後に確認の電話を入れた方が安心ですね。

では、電話が苦手だった方は、どうやって克服したのでしょうか? 克服法を聞いてみました。

■慣れ・練習

・経験していくと慣れる(男性/30歳/情報・IT)
・とにかく慣れ(男性/25歳/商社・卸)
・話す内容を事前にメモして、ゆっくり話すように心がけた(女性/29歳/食品・飲料)
・深呼吸をしてから言うことを考える(女性/28歳/学校・教育関連)

何事も、経験を重ねることが大切なようです。

■割り切る

・仕事だから個人の性格とは無関係! と思い込む(男性/34歳/機械・精密機器)
・仕事と割り切る(女性/29歳/建設・土木)

仕事だと割り切ると、いつもの自分とは違う人格に変われることも。

電話とメール、それぞれメリット・デメリットがありますね。その場に応じて、どちらが適切か、正確に判断できるようにしたいです。

アンケート:フレッシャーズ調べ(社会人490人)
調査時期:2014年2月

(姫野ケイ+プレスラボ)

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ