「大学で野菜栽培」「断食して病院送り」。学生の貧乏エピソード

更新:2016/01/28

社会人ライフ

「大学で野菜栽培」「断食して病院送り」。学生の貧乏エピソード

仕事に就かず、学業に勤しむ学生にとって貧乏は付き物。特にひとり暮らしの場合、仕送りやバイト代をうまくやり繰りしないとあっと言う間に食うや食わずの極貧生活に突入してしまいます。学生284人に、今までの人生で最も過酷だった貧乏エピソードを聞きました。

【レベル1】ちょっとヤバイ
・夏に、お金がなくてお湯を沸かせず水風呂で過ごした(22歳/女性)
・ガス代を節約するため、シャワーを2日に1回にした(25歳/男性)
・留学中、欲しいものがたくさんあったけど、生活する最低限のもののためにお金を残さなければいけなかったので、毎日店の外から商品を見ていた(23歳/女性)
・ヨーロッパ旅行中に、外食は高いので、ポテトチップスばかり食べていた(22歳/女性)
・お金がなさ過ぎて飲み会を1ヵ月断り続けた(21歳/女性)

お金が無くなったら、まずは贅沢を諦め、出費を必要最低限に抑えなくてはいけません。でも、せっかく留学や海外旅行に行ったのに、節約に明け暮れていたというのはたいへんでしたね。毎日お店の外から眺めるなんて、マッチ売りの少女状態です。

【レベル2】かなりヤバイ
・ネギのみのカレーを食べた(23歳/男性)
・3間水ともやししか食べられなかった(22歳/男性)
・米に塩だけの生活(25歳/男性)
・きゅうりだけの生活(24歳/男性)
・電車賃を払う余裕がなくなって、1週間くらい片道10キロの距離を自転車で通学した(24歳/男性)
・割り勘で乗るタクシー代160円ほどをケチって、タクシーに乗らなかった(22歳/女性)
・バイトで22時間連続勤務(22歳/男性)
・仕送りが入る4日ほど前にお金が無くなってしまい、もともと家にあった小麦粉を水で溶いて焼いたものを食べていた(22歳/女性)
・毎日西友の85円のカップ焼きそばを食べていた(22歳/男性)

「○○だけしか食べない」「出費をしないために無理をする」という段階。お助け食材として多くの貧乏学生の胃袋を支えていたのが、安くて栄養価が高いもやし。満腹感も得られて一石二鳥です。そのほか、交通費を節約するために長い距離を歩いた、というエピソードもたくさん寄せられました。体力がある学生ならではの節約術ですね。

【レベル3】まじでヤバイ
・2日間飲まず食わずで給料日まで粘って、結局病院に行った(24歳/男性)
・カップラーメンを温めなおして2回に分けて食べた(22歳/男性)
・現金が600円しかなくて、彼女から1000円借りて、あとはPASMOだけで5日間過ごした(23歳/男性)
・大学の敷地を借りて畑を耕していた(22歳/女性)

お金がなさすぎて、もはやなりふり構っていられなくなる段階。断食、借金、はたまた自給自足生活突入なんていう人も。しかし、無理をして体を壊してしまい、結局病院代や薬代で高くついてしまったなんて、踏んだり蹴ったりでしたね......。

みなさんなかなか過酷な貧乏体験をされていたようです。若さで多少の無理がきくとはいえ、くれぐれも体を壊したり、借金返済に追われたりしないよう、気をつけてくださいね!

文●うすこ

調査時期:2014年2月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:学生男女284人(インターネットログイン式アンケート)

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