脱学生気分。学生時代までに卒業しておいたほうがいい習慣「夜型生活」「ノーメイク」

更新:2018/03/02

入社準備

新社会人にとって、最もやってはいけないことのひとつが「学生ノリ」。入社後にまず注意されることで、「学生ノリ」が抜けないうちは一人前の社会人とは認められません。ではその卒業すべき「学生ノリ」とは何なのか? 社会人としてキビシイ世界で働く先輩たちに、学生時代のうちに卒業するべき習慣を教えてもらいました。もし、社会人で当てはまる人がいたら、ちょっとヤバイかも!?

■生活習慣の改善を

・夜型の生活。社会に出てから、生活リズムを正すのに、最初は苦労すると思う(女性/29歳/金融・証券)
・寝坊(男性30歳/食品・飲料)
・遅刻する癖。当然遅刻ばかりしていると、社会的信用は失墜する(男性/28歳/運輸・倉庫)

時間を守れないというのは、社会人にとって「重罪」ともいえるでしょう。繰り返せば、あっという間に信用されなくなります。夜はしっかりと寝て、朝きっちりと起きる習慣はとても大切ですね。

・サボリ癖や時間のルーズさのようなものがある場合、厳として決別が必要。必ず足を引っ張られることになる(男性/33歳/自営業)

こうした習慣は、早いうちに直さなければ延々と身に付いたままになってしまいます。それにより、周囲からの信頼は大きく落ち込むこと間違いなし。マジメが一番です。

■言葉づかいにも注意!

・若者言葉(女性/28歳/運輸・倉庫)
・毒舌キャラ。普通に嫌悪感を抱く人はいる(男性/31歳/情報・IT)
・ギャルっぽいメールの文面は直した方がいいです。日本語も上手に使えないやつだと思われかねないので(女性/27歳/生保・損保)

若い人特有の言葉は、不真面目な雰囲気が漂い、相手に不快な印象を与えます。通信手段として頻繁に使われるメールの文面も同じ。きちんとした言葉を使うことは社会人としての第一歩です。また、毒舌がクセになっていると、上司に対して思わず毒を吐いてしまう危険性も。

■身だしなみをチェック!

・ノーメイクで外出。社会人になってからメイクする時間を確保するよりも、今のうちに朝起きたらすることの習慣くらいにした方が良い(女性/27歳/団体・公益法人・官公庁)
・カジュアルすぎるファッション。休みの日に会社の人に会うと驚かれるような服はやめた方がいい(女性/30歳/不動産)
・茶髪(女性/35歳以上/ホテル・旅行・アミューズメント)

身だしなみは、相手に与える印象を大きく左右します。業界によって違いはありますが、常識的な範囲できちんと整えたいものです。

■趣味や嗜好にも配慮が必要!?

・ゲーム。やるヒマがあまりないから(女性/27歳/商社・卸)
・テレビ漬けの習慣(女性/31歳/医療・福祉)

ゲームやテレビは、惰性でずるずるとやり続けたり見続けたりしてしまうことも。生活のリズムに配慮して、ストレス発散程度に楽しむようにしましょう。

・タバコ。周りに嫌がられる(男性/30歳/商社・卸)
・吐くほど酒を飲むこと。人に迷惑かけるのは学生までで(男性/24歳/機械・精密機器)

仕事中にタバコを吸えないことが多いので、就職を機にやめる人は多いようです。健康面やお財布の中身にとってもプラスになりますよ。また、だらしないお酒の飲み方は確実に嫌われます。アメリカでは、社会人の飲み方はとてもスマート。泥酔する人は落伍者とみなされるそう。

・やんちゃな遊び。社会人になったら責任が伴うので(男性/26歳/団体・公益法人・官公庁)

「やんちゃ」の範囲は人それぞれかもしれませんが、仕事に支障が出てしまうようなリスクのある遊びは、やっぱり控えるべきでしょう。

■金銭感覚を身につけよう

・無駄遣い(男性/30歳/その他)
・親への依存。甘えたままでは自立できない(女性/25歳/その他)

自分の収入だけで日々生きていくと、仕事は真面目にやらなければいけないという自覚が自然に出てきます。無駄遣いをなくして節約する工夫を身につけることは、成長への大きな糧となることでしょう。

・ギャンブル(男性/32歳/機械・精密機器)

ギャンブルは、稼いだお金が一瞬で消えるリスクがあります。「世の中で最も恐ろしいもののひとつ」という人は少なくありません。ハマらないように自制する心が必要ですね。

・長電話をする癖。社会人になるとお互いにあまり時間がなくなるため(女性/27歳/学校・教育関連)

とくに仕事を始めたばかりのときには、恋人となかなか会えないこともあります。いつまでもおしゃべりしていたいけれど、お互いの生活のリズムを守るためにもほどほどに。

学生時代の習慣を変えることは、はじめこそ苦労をともなうかもしれません。しかし、社会人生活に慣れていくごとに、「あまえ」や「気楽さ」といった学生の特権は、社会人にとってなんのメリットにもならないということに気がつくはず。仕事を覚えるのももちろんですが、まずは社会人生活に体をならすことが何より大切です。

文・OFFICE-SANGA

調査時期:2013年11月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:20歳から34歳の社会人533人(インターネットログイン式アンケート)

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