ディープなのに大人気! 気になる地方テーマパーク

更新:2016/01/28

社会人ライフ

ディープなのに大人気! 気になる地方テーマパーク

みんな大好きテーマパーク! 次の休みはどこに行こうかな〜と思いをはせる人も多いのでは? ディズニーランドやUSJももちろん楽しいですが、あまり知られていないディープでマイナーなテーマパークの中にも、おもしろいところは結構あるんです。ホスピタリティ ツーリズム専門学校のテーマパーク科の教務部・阪本一郎さんにオススメを聞いてみました。



●ナガシマスパーランド(三重県桑名市)

「ここはナガシマリゾートという巨大複合施設の中核施設で、温泉ホテルやなばなの里など、ほかの施設も楽しめます。年間580万人と、ディズニーランド、ディズニーシー、USJに続いて日本で4番目の年間入場者数を誇ります。全部で18種類もある絶叫マシンが売りで、一番有名なのはスチールドラゴン2000というジェットコースター。2000年の営業開始当時、全長2,479メートル、最高部高度97メートル、最大落差93.5メートル、最高速度153km/hと、4項目でギネスブックに登録されました」



動員数が日本で4番目とはすごいですね。スターフライヤーという大型回転ブランコは、高さ63.4メートルもあり、こちらも日本最大級なんだそう。



●ひらかたパーク(大阪府枚方市)

「1910年の開園から100周年を数える、現在営業している中では日本最古の遊園地です。木製のコースター・エルフや、急流をずぶぬれになりながら下るパチャンガなど、レトロ感漂う懐かしいアトラクションが人気です。また、2009年からブラックマヨネーズの小杉竜一さんがイメージキャラクターの『ひらパー兄さん』を務めたことでも話題になりました。今年からは、2代目にV6の岡田准一さんが起用されています。USJのお膝元にありながらも、とても頑張ってるパークですね!」



「ひらパー兄さん」が出てきたときはとても話題になりましたよね。小杉さんから岡田くんにチェンジとは、なんともバリエーション豊富ですが、ひらかたパークに行ったら(岡田くんに)会えるんでしょうか??(たぶん会えません)



●鈴鹿サーキット モートピア(三重県鈴鹿市)

「世界中の一流プロレーサーが集うF1のコースをゴーカートで走れるという、ファンにはたまらないテーマパークですね。じっと座って楽しむような乗り物はなく、すべて自分で運転するか操作するものです。基本的に子どもや親子連れのための施設ですが、なかには、アドバンスカートといった講習を受けて取得する運転免許証を持っていないと乗れない乗り物もあります。去年からはレーシングシアターという、プロのレースをスクリーンで体感できるアトラクションも誕生しました」



本物のコースを走れるなんて、ファンにとってはよだれものですね。車好き、レース好きのメッカである鈴鹿で、ゴーカートを華麗に乗りこなせば、彼女もほれなおすかも!?



●ニューレオマワールド(香川県丸亀市)

「夢を追うパフォーマンス集団・HIROZ(ヒローズ)というイケメン軍団がいて、日本元気劇場という劇場で時代劇をやったり、パレードをやったりしているんです。結構女の子の追っかけもついたりしていますね。乗り物ではなく、そういったエンターテインメント性の方にも力を入れているパークです。ちなみに2011年までは「劇女」という女性のグループもあったらしいです」



1991年にスタートし、閉園や経営不振の末に現在の方針にたどり着いたニューレオマワールド。時代の流行をうまく取り入れて盛り上げているんですね。ちなみにHIROZは約30人もいるんだとか。これは目移りしちゃいそうです......!



●志摩スペイン村(三重県志摩市)

「スペイン人ダンスグループの本格的なフラメンコショーが、ワンドリンク付き500円で堪能できます。当然パレードも全部スペイン人ダンサーによって行われるので、異国情緒あるパレードを楽しむことができますし、参加したい人はいっしょにパレードで踊れたりするんです。行進のなかでよく見かけるフロートと呼ばれる大きな乗り物の上は、キャラクターが乗って踊るものですよね。事前に予約すれば、あの場所にも乗ることができて、しかも記念写真まで撮ってもらえるんです。ディズニーやUSJといった巨大なテーマパークではまずありえないことですね」



なんだかアットホームなパレードで、心がほっこりします。地方のマイナースポットだからこその楽しみ方もあるんですね。



いかがでしたでしょうか? それぞれの特色を活かし、工夫をしていて、実に楽しそうです! テーマパークや遊園地で大事なのは、規模より個性ということでしょうか。次の連休にはちょっと足を伸ばし、地方のテーマパークに行ってみるのもありですね!



文●ジョン市(清談社)



☆取材協力

学校法人トラベルジャーナル学園

ホスピタリティ ツーリズム専門学校大阪

http://www.trajal.info/

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