2014卒内定者のテレビ視聴状況

更新:2016/01/28

内定・内定辞退

2014卒内定者のテレビ視聴状況

最近若者のテレビ離れが加速していると言われていますが、フレッシャーズ会員はどのようなテレビ番組を観ているのでしょうか。



Q毎週欠かさず観ている番組はありますか?





1位 半沢直樹

2位 雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!

3位 あまちゃん

4位 ロンドンハーツ

5位 マツコ&有吉の怒り新党



1位は平均視聴率30%を超えるドラマ「半沢直樹」。大手都市銀行のバンカーである半沢直樹が組織による圧力や逆境と戦う姿に「スカッとする」、「面白い」という声が挙がる中、「銀行に内定しているので参考になる」(21歳/女性/金融・証券業界内定)、「銀行業界の勉強になる」(22歳/女性/食品業界内定)など、内定者としての視点で観ている人も多数。原作者の池井戸潤さんは元バンカー。自身の経験に基づいたリアルな描写は、銀行に内定が決まっている人は参考にできるところもあるかもしれません。

2位は「アメトーク」。「くくりでトークするスタイルが面白く、共感を持てる」(21歳/男性/機械・精密機器内定)、「バラエティ要素だけでなく、家電芸人や将棋芸人など、ためになる知識も得られるから」(21歳/女性/通信業界内定)など、面白いだけでなく、マニアックな話題に共感できたり、知識を得られたりと、様々な楽しみ方があるようです。

3位は朝の連続放送ドラマ「あまちゃん」。主役の天野アキを演じる能年玲奈のひたむきな姿や脚本家の宮藤官九郎らしい小ネタが痛快で人気を博しています。「朝から元気になる」(23歳/女性/情報・IT業界内定)「朝の日課になっている」(21歳/男性/金融・証券業界内定)など、毎朝楽しみにしている人が多いようです。社会人になっても、朝ドラを観てから家を出るという日課は変わらない人もいるかもしれませんね。

4位はロンドンハーツ。「今のバラエティで唯一面白い」(21歳/男性/文房具業界内定)、「下衆かもしれないが、おもしろい! 自然に笑えるバラエティ! ずっと毎週の楽しみにしている」(21歳/女性/金融・証券業界内定)というように、他の番組よりも熱心なコメントが多数みられました。過激な恋愛ネタやドッキリで「子どもに見せたくないテレビ番組」として有名なロンハーですが、大学生には刺激的で毒のある企画が好まれているようです。

5位は投稿者の怒りに対して有吉弘行とマツコ・デラックスが議論を展開する「マツコ&有吉の怒り新党」。「有吉さんとマツコさんが好き! 毒舌がつぼ!」(21歳/女性/通信業界内定)、「有吉とマツコの番組が好きなので」(22歳/女性/商社・卸業界内定)など、毒舌ながらも説得力のある意見を言うMC二人が多くの支持を集めています。



Q好きな深夜番組は何ですか?



1位 雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!

2位 マツコ&有吉の怒り新党

3位 月曜から夜ふかし

4位 ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!

5位 日曜×芸人



1位、2位は先のアンケートで上位になった「アメトーク」と「怒り新党」が続けてランクイン。

3位はマツコ・デラックスと関ジャニ∞の村上信五がMCの「月曜から夜ふかし」。「怒り新党」に続きマツコ・デラックス司会の番組がランクイン。多くの内定者から支持されているようです。

2000年以降に放送開始した番組がランキング上位を占める中、4位の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」は1989年開始。開始当初、今年の内定者の多くが生まれていないにも関わらず、未だに高い人気を維持しているとは驚きです。

5位は「日曜×芸人」。憂鬱な日曜日の夜を明るくしようというコンセプトの番組で、出演者のザキヤマこと山崎弘也とバカリズム、オードリー若林の暴走しがちな掛け合いが人気です。



若者のテレビ離れは、インターネットやSNSの普及も一因に挙げられています。しかし、テレビとインターネットは共存できないものではなく、最近ではSNSに連動した番組企画も増えてきています。また、スマートフォンやタブレットを利用しながらテレビを視聴する「ながら視聴」をする人も増えていると言われています。単純にテレビから離れたのではなく、時代とともに新しいテレビとの関わり方に変化してきているのではないでしょうか。



調査時期:2013年7月18日〜8月9日

調査対象:フレッシャーズ調べ

調査数 :2014春卒業見込み学生434名

調査方法:インターネットログイン式アンケート

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