新社会人の中には、先輩に「学生気分が抜けない」と思われてしまう人も少なくない。では実際に先輩たちは、職場の後輩の行動を見て、どんなときに「学生気分」という印象を受けるのでしょうか。社会人300名に聞いてみました。
【同期同士でキャピキャピ】
・「周りが仕事をしているのに同期同士で大きな声でしゃべったり笑ったりしているのを見たとき」(女性/社会人10年目/金属・鉄鋼・化学)
・「ぎゃははは! と大笑いするところ」(男性/社会人8年目/運輸・倉庫)
周囲を気にせず大声で話したり、大笑いしたりする様子は、いかにも子供っぽく、職場では目立つもの。同期と顔を合わせると、ほっとしてあれこれ話したくなるかもしれませんが、リラックスしすぎないように気を付けたいですね。
【『〜っす』を連発】
・「言葉遣いがおかしいとき。『〜っす』を敬語と思っているところなど」(女性/社会人7年目/自動車関連)
20代だと、つい職場でも若者言葉を使ってしまうことがあるかもしれませんが、意識していれば、それも徐々に直っていくはず。しかし、「〜っす」といった言葉遣いを敬語だと勘違いしているようでは重症です。「自分は大丈夫」と思う人も、知らず知らずのうちに社会人としてふさわしくない言葉を使っていないか、一度言葉遣いを振り返ってみましょう。
【バイト感覚!? 言われたことしかやらない態度】
・「言われたことが終わると何もせずにボーっとして次の指示が来るのを待っている」(女性/社会人7年目/金属・鉄鋼・化学)
言われたことしかやらない受け身の姿勢も、学生気分な印象を与えるようです。学生時代のバイトではそれでも通用したかもしれませんが、社会に出ると自分の頭で考えて主体的に動くことが求められます。頭の切り替えが必要ですね。
このほか、「携帯電話にじゃらじゃらストラップをつけている」ことや、「キャラクターグッズを使っている」ことなど、かなり細かい部分に学生気分が抜けない印象を受けたという声も挙がりました。
普段の何気ない行動からにじみ出てしまう「学生気分」。まずは自覚して、注意されたところや気付いたところから直していくことが大切です。あとは目の前の仕事に必死で打ち込んでいれば、学生っぽさも徐々になくなり、社会人らしい雰囲気が身に付いていくのではないでしょうか。
文●本居佳菜子(エフスタイル)
調査期間:2011/9/12〜2011/9/13
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