人生について深く考える就職活動に悩んだとき。疲れたとき。行き詰まったとき。支えてくれる人は、誰でしょうか? 今回は、就活生の人生に新しい視点を与えた、親友からの「目からウロコのアドバイス」を紹介します。
【アドバイス1:人生60年、そのうち6カ月で人生が変わる】
「就職活動中に出会った友人からの言葉。『今はとても辛い。でも人生は60年以上もある。その中のわずか6カ月頑張るだけでその後の人生がガラリと変わる。今頑張らないでいつ頑張る?』と言われた。確かに今は終わりがなく果てしなく辛い就活だけど、人生の中で数少ない勝負時だと痛感した」(女性/金融・証券業界内定)
厳しいことを言えるのも、気のおけない親友同士だからこそ。就活中に出会った友達が、戦友として一生の親友になったという声もよく聞かれます。時に支え合い、叱り合い、励まし合う。利害のない対等な関係は、かけがえのないものです。
【アドバイス2:立ち止まってじっくり考えることも大切】
「多くの企業の説明会に参加こそしていたが、いまいち自分が何をしたいのかが分からず、もっと頑張らなければいけないと悩んでいたとき。友人に『焦ってもしょうがない。立ち止まってじっくり考えることも大切』と言われました。それまで自分を追い込むことしか考えていなかったのですが、それでは悪循環なんだと気付かされた言葉です」(女性/金融・証券業界内定)
真面目な人ほど、あれもしなければ、これもやらなくては、と焦って、本来の自分を見失ってしまう傾向があります。でも、そんな自分を冷静な目で見守ってくれる親友が近くにいれば大丈夫。焦っているかな、と自覚したとき、やりたいことがわからなくなったときは、身近な友達にアドバイスを求めてみましょう。一人では解けない難問も、仲間と一緒なら案外すんなりと答えが出るかもしれません。
【アドバイス3:友達はあなたのいいところに惹かれて集まってくる】
「最終面接までいき、ようやく連絡がきたと思ったら不採用。落ち込んでいたときに、友人から言われた言葉。『大丈夫。あなたは友達がいっぱいいる。友達がいるってことは、あなたのいいところに惹かれて集まってくるんだから』……その言葉にとても救われました」(女性/アパレル・繊維業界内定)
就職活動が思うように進まないと、必要以上に「自分は社会に必要とされていないのでは?」なんて自信を失ってしまいがち。でも、友達の顔を思い浮かべれば、そのネガティブ思考は間違いだったことに気づくはずです。一緒に笑ってくれる仲間を信じれば、きっとどこかに、自分にピッタリの会社が待っていることも、同じように信じられますよね。
就職活動は、最初から最後まで一人で孤独に戦い抜かなければならないものではありません。親友や家族、先輩や先生。いつでも力を貸してくれる対象は、探してみれば身近にたくさんいるはずです。頼るべき人がいるという事実も、就活生にとっては強みとなる財産なんだと、自信を持ちましょう。みなさんにとって、苦しいときに頼りになる人といえば、誰ですか?
文●イワタテ(文鳴館)
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