【自己紹介特集2】内定先の社員・人事担当者とは何を話せばいい?

更新:2019/02/20

入社準備

内定者同士の紹介でさえ緊張するものですが、懇親会や内定式、入社式などで、人事担当者や内定先の社員と話す機会があったときは、どんな話題を切り出せばいいのでしょうか。All Aboutのビジネスマナーガイドで、『たった1分でうちとけ、30分以上会話がつづく話し方』など、コミュニケーションに関する著書も多い美月あきこさんに、内定先での自己紹介のコツや、話のきっかけのつかみ方を伺いました。


人事担当者には、お礼を忘れずに

内定先の社員に自己紹介するときは、まずは、名前、仕事への意気込みといった基本要素を簡潔に述べましょう。自己紹介の後に少し会話する場合、話す内容は、たとえば、サークルのことや学校での専攻のことなど、履歴書の中にも書いてあるような基本的かつ無難な話題で十分です。



「あまり個人的な情報を自分からペラペラ話すと、公私混同していると思われる可能性もあるので注意して」(美月さん)



また、相手が人事担当者である場合には、面接などでお世話になったことへのお礼が必須。その後、さりげなく面接試験のときの印象を聞いてみると話が広がります。さらに、「他社に比べてこんな印象を持ちました」、「面接で○○さん(人事担当者)とお目にかかったことで、前向きな気持ちで受験できました」などと、相手や会社に対する良い印象を話すと、ぐっと距離が近付きます。


初対面の人と話すきっかけをつかむコツ

次に、美月さんから教えていただいたワンランク上の会話のテクニックをご紹介します。それは、「知らない人と話すときは、自分の欠点や失敗談から会話を始める」というもの。内定先の社員と話す場合は、たとえば「最初に面接に伺ったとき、間違って一本別の通りに入って迷ってしまったんです」というようなちょっとした失敗エピソードがベスト。親しみやすい印象を与えることができますし、「実はお客さんにもそういう人が多いんだよ」と話が広がることもあります。

「内定者も緊張していると思いますが、内定先の社員も、実は何を話そうかと悩んでいます。自分から柔らかい話題を切り出せば、一気に空気が和やかになりますよ」(同)

このテクニックを覚えておけば、懇親会や内定式に限らず、入社後に初めてのお客さまと話す際などにも役立ちそうです。ぜひ、活用してください。


まとめ:自己紹介では"導入部"に気をつけましょう。失敗エピソードを盛り込めば、場の雰囲気も和み、親しみやすい印象を与えます。

美月あきこさんプロフィール(オールアバウト内)
著書:『たった1分でうちとけ、30分以上会話がつづく話し方』

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