ジャッキー・チェンのガチでやばいアクション5選
2018年11月23日に、ジャッキー・チェン主演の『ポリス・ストーリー/REBORN』が公開されました! ジャッキーといえば、今までもスタントなしで過激なアクションを披露していることで知られていますが、64歳になってもまったく衰えることのない、ジャッキーのスーパーアクションが楽しめる作品になっています。今回は、ジャッキーの「ガチでやばいアクションシーン」をご紹介します。
一歩間違えたら死んでいたかもしれない過激アクション
25mの時計台から落下 『プロジェクトA』
1983年に公開された(日本は1984年)『プロジェクトA』。公開当時、一番の話題となったのが、ジャッキーが25mもの高さの時計台から落下するシーンです。撮影を決心するまで1週間悩んだという、この1シーンのために、ジャッキーは3回時計台から落下(本編で使われたのは、その内の2つ)。
しかも最初のテイクでは、頭から地面に落下して大けがを負ってしまいました。負傷したテイクも、実際の映画で使われており「本当に大丈夫なの!?」と心配になるほどの、ド迫力映像に仕上がっています。
エンディングのNGシーン集には、頭から落下したジャッキーに、スタッフがあわてて駆け寄るシーンも収められています。
デパートのポールを30m滑降 『ポリス・ストーリー/香港国際警察』
1985年に公開された『ポリス・ストーリー/香港国際警察』は、魅力的なアクションシーンが盛りだくさんの作品でした。
中でも見ている人を驚かせたのが、終盤のデパートでの攻防。逃げる敵を追うために、中央に設置された金属製のポールに飛び移り、そのまま地上3階から地下1階まで滑り降りました。その高さはおよそ30m。割れて飛散する電飾も相まって、非常にインパクトのあるアクションでした。
命綱なしでヘリコプターのラダーにぶらさがる 『ポリス・ストーリー3』
過激なアクションシーンが満載の本作で特に話題になったのが、終盤のヘリコプターを使ったアクション。敵のボスがヘリコプターで逃げようとした際、ジャッキー演じるチェン・カクーが、ヘリからぶら下がるはしごに飛び移ります。
ジャッキーがつかまったままヘリは飛んでしまうのですが、なんとこのシーンでは命綱を使っていません。「もし手が滑ったら……」と考えると、非常に恐ろしい迫真のアクションです。
命綱なしでビルの斜面を滑り降りる 『WHO AM I?/フー・アム・アイ?』
1998年に公開された(日本は1999年)本作は、失敗したらただでは済まないような危険なアクションシーンが数多く盛り込まれており、今なお根強い人気を誇る作品です。
特に見ている人の度肝を抜いたのが、クライマックスの「高層ビルのガラス張りの斜面を滑り降りる」シーン。さすがのジャッキーも、途中に落下防止用のネットを張って撮影していますが、命綱は未装着。本人も思い出深いアクションシーンだと後に語っています。
飛んでいる気球に飛び乗る 『サンダーアーム/龍兄虎弟』
本作の終盤、ジャッキーは高所にある敵のアジトから脱出するため、断崖絶壁から飛んでいる気球に向かってダイブします。
崖から飛ぶシーンは完全に別撮りですが、気球に向かってダイブしてクラウン(気球の上部)に飛び乗るシーンは合成なしの本物。見ている側は、はらはらしっぱなしのラストシーンでした。ちなみに本作の冒頭にある木から木へ飛び移るシーンの撮影中、捕まった木が折れてジャッキーが落ちてしまうハプニングが起き、頭蓋骨骨折の重傷を負っています。
まとめ
ジャッキー・チェンの、ガチでやばいアクションシーンをピックアップしてご紹介しました。最新作『ポリス・ストーリー/REBORN』では、いったいどんなアクションシーンを見せてくれたのでしょうか? これからのジャッキーの活躍にもますます期待しちゃいますね!
(中田ボンベ@dcp)