立教大学の学食「第一食堂」に潜入! 長嶋茂雄も愛したカツ丼のお味は? 【全国学食MAP】 2ページ目
立教大学「第一食堂」のおすすめメニュー第1位「カツ丼(370円)」
先述の通り、第一食堂のカツ丼と言えば、野球界のレジェンド・長嶋茂雄さんが愛したことで有名です。当時からレシピは全く変わっていません。そんなカツ丼は月に1000食以上注文が入る、立教生に最も人気のメニューです!
そんな“レジェンド級"のカツ丼、素材にもこだわりが詰まっています。メインのカツは肩ロース肉を使用。毎朝、厨房で大きなロース肉を切り分け、一枚ずつ叩き、柔らかくしているそうです。丁寧な下ごしらえで仕上げられたカツは、肉厚・ジューシーでサクサクの衣に包まれています。カツとタマネギを一食ずつツユで煮てふわふわ卵でとじて、ごはんにON!お米は山形県産ブランド米「つや姫」が使われるというこだわりぶりです。
甘いツユの味付けは非常に食べやすく、万人受けする味わいとなっており230gのごはんでボリュームも満点! 一口食べれば、長嶋茂雄さんから今の立教生にも愛され続けている理由がわかります。「安い」「おいしい」「ボリューム満点」という三拍子を揃えた伝統のカツ丼、ぜひご賞味ください!
立教大学「第一食堂」のおすすめメニュー第2位「シェフのおすすめ(500円)」
取材日のシェフのおすすめは「牛肉のナポリ風ライスボウル カポナータ添え」でした。赤ワインで煮込んだ牛肉に合わせた自家製トマトソースを豪快にご飯の上にかけ、サラダを添えたもの。味、彩り共に「さすがシェフのおすすめ!」と言いたくなる一皿です。カポナータとは、野菜を煮込んだナポリ地方の伝統料理です。ズッキーニと赤・黄色パプリカがゴロゴロと入っていて、食感も楽しい一品です!
また、第一食堂では積極的に季節野菜をメニューに取り入れ、特に有機野菜にこだわり、学生の健康を常に考えているそうです。
この日、見せていただいたのは日替わりメニュー用のコリンキーという黄色カボチャ、ズッキーニ、黄色ズッキーニ、。どれも今が旬の夏野菜です。
立教大学「第一食堂」のおすすめメニュー第3位「本日のプレミアムパスタ(450円)」
「本日のプレミアムパスタ」は「鶏肉のローマ風(トマトソース煮込み、オレガノ、パプリカ)焼きパルメザンチーズ添えバケット付き」。第一食堂のパスタは作り置きを一切せず、注文を受けてから麺を茹でるので、食感はもちもち。トマトソースにはパプリカ、タマネギが入っていて、野菜のうまみをそのまま味わえ、オレガノの香りが食欲を掻き立てます。
てっぺんに載せられた「焼きパルメザンチーズ」と最後に振りかける粉パルメザンの濃厚なWチーズで、トマトソースのおいしさが倍増。また、プレミアムパスタは量が多いことも特徴で、一般的なレストランの1.5倍! お洒落なランチを食べたい! &お昼だからいっぱい食べちゃえ! という女子におすすめの一品です。
【総合評価】
おいしさ:★★★★★
メニューの豊富さ:★★★★☆
オリジナリティ:★★★★★
おしゃれさ:★★★★★
コスパの良さ:★★★★☆
ボリューム:★★★★☆
立教大学・第一食堂の平井さんは「学生に喜んでもらうことが一番」と語ってくれました。食材にこだわり、手作りにこだわり、学生の健康と食べる楽しみを第一に考えています。オープンキッチンの厨房では調理過程を見て安心して食べられるよう配慮しているそう。
「学生第一主義」を掲げ、愛され続ける第一食堂では教職員や卒業生の結婚披露宴を行うことができます。、シェフが腕をふるい、フレンチのフルコースが提供されるそうです。結婚式シーズンは毎週予約が入っているとか。
池袋に用事がある際には、学生への思いやりとこだわりが詰まった第一食堂へぜひお立ち寄りください! まずはカツ丼を注文して、歴史の風味を感じてみるのもいいかもしれませんね。
▼立教大学 池袋キャンパス 第一食堂
http://www.rikkyo.ac.jp/campuslife/facilities/ikebukuro/dininghall.html
文・写真:早稲田大学公認サークル 学食研究会
1999年創立の日本最古の学食研究サークル。男女問わずインカレで現在約60名のメンバーが在籍し、都内を中心にさまざまな大学の学食を巡っています。
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