現役東大生が教える! おすすめの大学受験参考書8冊〜理系科目(数学・物理・化学)編〜 3ページ目
〜化学〜
7.「化学 基礎問題精講」「化学 標準問題精講」 旺文社 難易度:★★★☆☆、★★★★☆
化学の入門書を抜けた次の一歩として、この精講シリーズを二冊同時にご紹介します。他の教科でもよく使われる精講シリーズですが、化学も非常にくわしい解説があり入試問題の基礎を作るのに役立ちます。入試に必要なテクニックがたくさん載っているのもうれしいポイントです。二冊とも問題→解説の流れとなっていますが、基本を完成させたばかりの人は、まずは基礎問題の方をしっかりやりましょう。そしてこの基礎問題や、学校で配られた問題集などであらかた入試問題レベルの問題が終わったら、応用力を高めるために標準問題に取り掛かることをおすすめします。
8.「化学の新演習」三省堂 難易度:★★★★★
この本は理系化学の大学受験参考書の中でもかなり難しい部類に入ってくると思います。解説・問題数ともにかなりの量があり、これを一周終わらせるのはかなり大変です。 僕の友人は、受験期の8月から始めて結局終わらなかったそうです。一年以上かかるという噂も。ただ、その分記述問題で最後まで解ききることができ、化学を得点源にしていくことができるようになると思います。化学を得意にしていきたいみなさんにおすすめです。
◆まとめ
今回紹介するおすすめ参考書は以上になります。受験生のみなさんはぜひ自分にあった参考書を選び出し、第一志望合格を勝ち取ってください!
<受験生のまずコレステップ>
1. 今回紹介した参考書のレビューなどを見てみる
2. 書店などで実際に参考書を手に取ってみて、自分に合いそうなものを見つける
3.選んだ一冊を最後まで終わらせる
文・コバタケ