面接・エントリーシート……就活にも使える! 第一印象を良くする「写真」テクニック
写真はその人の第一印象を決定づける大切なもの。
でも、写真を見たあとに実際にその人に会ってみると、まるで別人のように感じたことはありませんか?もちろん、写真よりも良い方向に印象が変わるならうれしいことです。しかし、反対に良くない方向に変わるとしたら……。
今回は、第一印象を決める「写真」に最大限の仕事をしてもらう方法をレクチャーします。
■ポイントは視線&姿勢
撮影時点での健康状態や気持ちが写真には写り込みます。
深酒徹夜明け……では顔色も悪く好印象の写真にはなりません。また、イライラしているとその表情が写るもの。リラックスし、ポジティブな気持ちで撮影することが大切です。
視線の先は必ずレンズを見ることを忘れずに。視線が泳ぐとだらしない印象を与えます。併せて、背筋を伸ばし姿勢を正すこと。極端にする必要はありませんが、猫背は自信のない印象を与えます。このようなちょっとした気遣いで写真の印象は大きく変わることを覚えておきましょう。
■「自撮り」「加工」が逆効果に!
間違ってもスマホカメラで自分撮りをしてはいけません。スマホカメラは「広角レンズ」を備えているため、近くのものが大きく写る傾向があります。いわゆる鼻デカ犬風写真の雰囲気で、まったく別人になってしまいます。
同時に、近年流行のスマホエフェクトをかけたり高コントラストのイメージ加工も、きちんとした印象に見せたい場合はNGです。こうした加工は意外性を狙って人目を引くための手法と割り切ってください。印刷して使う写真はスマホではなく、友人に依頼しコンパクトデジカメ以上のカメラで撮影してもらいましょう。
このように、写真は、撮影される側の心がけ次第で大きく印象が変わる部分、そして、撮影する側の機器・レンズ特性によっても結果に変化が出ます。
少しの心がけで大きな差を生む写真。あなたも写真を味方につけて大きな成果を手に入れてください。
取材協力●専門家プロファイル http://profile.ne.jp/
文●宮本 陽(カメラマン) http://profile.ne.jp/pf/miyamoto-photo/
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