「楽しくない」は1割未満。サークル、恋愛を満喫する「リア充」が多数派の大学生活実態。

2015/06/18

社会人ライフ

フレッシャーズ白書


高校までと比べて拘束が少なく、やりたいことに没頭できる大学生活。充実した学生生活を過ごしている人もいますが、一方では、その自由さゆえに自堕落な生活を送ってしまう人も少なくありません。大学生活をどう過ごすかでその後の社会人生活は大きく変わります。一体、どのくらいの人が大学生活を満喫できているのでしょうか。最後の春休みに入った内定学生に、大学生活の満足度を調査してみました。


Q 大学生活は楽しかったですか?

すごく楽しかった 26.6%
楽しかった 47.7%
普通 18.0%
あまり楽しくなかった 4.4%
楽しくなかった 2.7%

【いわゆる『リア充』!?】
「自由な時間が多かったし、部活やバイト、プライベートに時間を費やすことができとても充実した4年間だった」(男性/22歳/機械・精密機器業界内定)
「サークル活動が充実していて、同期はもちろん、先輩や後輩とも、小中高では考えられないほど仲良くなる事ができた」(女性/22歳/金融・証券業界内定)」
「サークルやバイト、恋愛全てが充実していた」(女性/22歳/マスコミ・広告業界内定)

【学業が充実】
「授業・実験が多く試験も大変だったが、学部が一緒の友人がたくさんでき、充実していた」(女性/25歳/医療・福祉業界内定)
「大学は知識の宝庫だったから勉強がとても面白かった」(女性/22歳/食品・飲料業界内定)
「勉強に割ける時間が多く、充実していた」(女性/24歳/生保・損保業界内定)

【新たな経験】
「地元にいるころと違い、多様な価値観に触れることができ、新しいことにどんどん挑戦できた」(女性/22歳/ホテル・旅行・アミューズメント業界内定)
「たくさんの友達と今までにない体験ができた。新しい出会いと経験が多かったし、自分の成長に繋がった」(女性/22歳/通信業界内定)
「留学生活で海外を満喫できた」(女性/23歳/食品・飲料業界内定)

【大学デビューできず......】
「なんとなく4年間を過ごしてしまった」(女性/22歳/金融・証券業界内定)」
「大学は学ぶことも大切だが、人間関係を築く場でもある。それに気づいたのが4年生になってからで、それまで一人で過ごしてきたことを後悔した」(女性/22歳/生保・損保業界内定)
「サークルに入っておらず、何もなかった」(女性/23歳/医療・福祉業界内定)

「すごく楽しかった」、「楽しかった」と回答した人が7割以上と、大学生活を満足して終えている人が多数見受けられました。勉強だけでなく、部活やサークル、アルバイトなどの課外活動にも取り組み、さらには恋愛まで満喫したという非の打ち所がない「リア充」な学生は意外と少なくないようです。また、本来の目的である学業面で充足感を得た好学な人は少数にとどまりました。
一方、「楽しくなかった」と後ろ向きな感想を持った人は、一割未満と少数派。その大半が友達作りに失敗した人で、サークルに入らなかったことへの後悔や自分のコミュニケーション能力の低さを嘆く声が多数あがりました。入学してからの数ヶ月で仲の良い友だちを見つけられるかどうかでその後の大学生活の満足度が決まるといっても過言ではないようです。

「すごく楽しい」学生生活を送れた人は、勉強にサークルに恋愛にと、多方面で満喫できた人が多いようです。大学は社会に出る前の最後のモラトリアムとも言われるように、時間を自分の思うままに使えるラストチャンス。やりたいことを存分に楽しまないともったいないですよね。皆さんは、悔いのない大学生活を送れましたか?


調査時期:2014年1月24日~2月3日
調査対象:フレッシャーズ調べ
調査数 :2014春卒業見込み学生445名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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