「会議中のガム」「上司にスタンプ返信」「職場でイヤホン」「ハーフパンツ出勤」「カメラオフ」「スマホでメモ」…失礼だと思う人の割合は? - ロッテ調査

2026/10/28

社会人ライフ

対人マナー

言葉遣いやメール、電話対応など、「昔からそうだから」「周りがやっているから」と、理由がよくわからないまま守っているマナーはありませんか?

ロッテが10月30日の「マナーの日」を前に、全国の20~69歳の男女1,000人を対象とした「令和のマナーに関する意識調査」(9月7日~9日/WEB)を実施しました。調査からは、マナーを大切にしながらも、そのあり方を見直したいと考える現代人の本音が見えてきました。

約8割がマナーを意識、大切なのは「相手への配慮」

日頃からマナーを「非常に意識している」「やや意識している」と答えた人は76.6%。さらに「マナーにおいて最も重要なこと」を聞くと、全体の半数が「相手への配慮・気遣い」と回答し、すべての年代で最多となりました。

年代別では、「相手への配慮・気遣い」を重視する人は60代で59.0%、20代では44.0%。一方、20代では「効率や合理性」が9.0%、「個人の自由」が8.5%と、ほかの世代より高い結果でした。世代によってマナーに対する考え方に違いがあることがわかります。

82.3%が経験する「なんとなくマナー」

興味深いのが、マナーを守る理由についての結果です。「理由や必要性を意識せずマナーを守ることがある」という、いわば「なんとなくマナー」を経験している人は、「よくある」33.6%、「たまにある」48.7%を合わせて82.3%にのぼりました。

つまり、多くの人が「なぜそうするのか」まで考えることなく、習慣としてマナーを実践しているようです。

その一方で、マナーが負担になるケースもあります。「マナーを気にしすぎて疲れることがある」は52.9%、「ルールや空気に合わせて我慢したことがある」は61.5%、「周囲の目を気にして行動を変えたことがある」は58.1%でした。

では、昔ながらのマナーはどう考えられているのでしょうか。57.5%が「見直した方がよいマナーが多い」と回答しました。ただし、見直しが必要だと考えている人の72.9%は「これからもマナーを守るべき」と回答。さらに72.7%が「多少非効率でもマナーは守るべき」と考えていました。

また、全体の82.0%が「マナーは一律に守るのではなく、その目的や周囲との関係性を踏まえ、場面に応じて判断することが大切」と回答しています。

「古いマナーは全部いらない」というより、そのマナーが何のためにあるのかを考えながら、時代や場面に合った形へ変えていきたい。そんな意識がうかがえる結果となりました。

「上司へのスタンプ返信」は気になる人が6割

新社会人にとって特に気になるのが、職場でのマナーでしょう。調査では、「上司や取引先からの指示へのスタンプ返信」を「気になる」とした人が61.0%、「取引先への業務時間外メール」は60.5%でした。一方、「教えてもらうときにスマートフォンでメモを取る」は「気になる」が39.9%にとどまりました。

こうした職場のマナーで「気になる」理由としては、「相手や周囲に対して失礼な印象を受けるから」が上位となっています。

同じ行動でも、相手や状況によって受け取られ方は変わります。「これは絶対NG」と決めつけるのではなく、「相手がどう感じるか」という視点がポイントになりそうです。

会議中のガムは78.8%が「気になる」

同じ行動でも場面によって印象が変わることは、ガムを噛む行為についての調査にも表れています。ガムを噛むことを「気になる」と回答した人は、「会議中」で78.8%、「学校の授業中」で74.8%でした。

一方、「職場の自席」では56.9%、「公共交通機関」では68.8%、「街中や商業施設」では72.5%が「気にならない」と回答しました。

単に「ガムを噛むことはマナー違反」と判断するのではなく、「どこで、どんな状況でしているか」によって受け止め方が大きく変わることがわかります。

今回の調査では、多くの人がマナーで最も重要なのは「相手への配慮・気遣い」だと考えていることがわかりました。さらに、82.0%が目的や周囲との関係性を踏まえて、場面に応じて判断することが大切だと回答しています。

ビジネスマナーを覚えることはもちろん大切ですが、「決まりだから」で終わらせず、「これは誰への、どんな配慮なんだろう?」と一度考えてみることも、これからの社会人に必要なマナーなのかもしれません。

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