スタートアップ企業で働く人は日本全国の就業者数の1.3%【STARTUP DB独自調査】#Z世代pickフレッシャーズ

2024/04/11

社会人ライフ

こんにちは!学窓ラボリリースピッカーのこのです。スタートアップ企業に興味のある学生や新社会人のみなさんにおすすめの調査結果をご紹介します!

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成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社は、国内最大級の成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」において「2024年 スタートアップ企業で働く人口調査」を公開。

「STARTUP DB」に登録されているスタートアップ23,000社を対象に、2024年1月5日時点で働く就業者を都道府県別に調査した。

日本の就業者のうち1.3%がスタートアップで働いている

まずは、労働力調査の総務省の統計と「STARTUP DB」の独自データを掛け合わせた。総務省統計局の「労働力調査(基本集計)都道府県別結果」によると、日本全国の就業者数の合計は2023年の平均値で6,764万人。そして「STARTUP DB」独自データではスタートアップ企業で働く就業者(※1)の合計は87万8,737人と、単純計算で日本の就業者のうち1.3%がスタートアップで働いていることになった。

ちなみに、スタートアップ企業数に対する1社あたりの就業者数を算出したところ、全国平均は26.41人となり、少数精鋭で成長しているスタートアップ企業が多いことがわかる。

都道府県別スタートアップ人口 東京が1位で約8%

スタートアップで働く人の割合が突出して高いのは東京都であった。東京都全体の就業者は837万9,000人に対し、スタートアップ企業の就業者は68万0,150人と割合にして8.12%となった。

2位は大阪府の4万7,754人で、府内の労働人口に占める割合は1.02%と、東京と他の地域では大きな差があることが分かる。3位は愛知県で2万544人、4位は神奈川県の2万374人、5位は福岡県が1万1,195人と続き、3位以降の都道府県は全て1%を割り込む結果となった。

背景には、スタートアップの立地が東京に集中していることが挙げられる。「STARTUP DB」の調査によると、東京に本社を置くスタートアップは2023年末時点で13,150社ある一方、立地企業数でも2位の大阪府は1,113社にとどまるなど大きな差があり、これが就業者数にも反映されていると予想される。

当社は、今後もSTARTUP DBを通じて、スタートアップ・エコシステムの可視化・活性化を行い、成長産業の発展に貢献していく。

(※1)STARTUP DBの定義に基づき登録されているスタートアップ企業の就業者が対象。業務委託契約で働く人などが含まれないこともあるため、実態よりもある程度低い数字となっている可能性がある。

STARTUP DB(スタートアップデータベース)について

成長産業領域に特化した国内最大級の情報プラットフォームです。23,000社以上のスタートアップ・ベンチャー企業のファイナンス情報や事業内容を網羅するほか、詳細な特許情報も閲覧頂ける。蓄積されたデータの分析結果や、注目のスタートアップについて深く知ることのできる取材記事も随時掲載している。また、世界的なベンチャー企業データベース「Crunchbase」とデータ連携し、日本企業の情報を海外のプロフェッショナルに届けることで、国内の成長産業領域市場の発展に貢献している。

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編集/この(学窓ラボメンバー)

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