こんにちは!学窓ラボリリースピッカーのこのです。働き方に関して興味のあるZ世代の方に耳よりなアンケート調査をご紹介します!
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新卒大学生向けの就活情報サイト「就活の教科書」を運営する、株式会社Synergy Careerは、公式LINEの登録者を対象に、24卒から26卒のホワイト企業の認識に関するアンケート調査を実施した。集まった111名の回答をもとにアンケート結果を報告する。
アンケート記事:https://reashu.com/whitekigyou...
・就活生が考えるホワイト企業の特徴は「福利厚生が充実している」「年間休日数が多い」「残業時間が少ない」
就活生がホワイト企業だと思う特徴として多かったのは「福利厚生が充実している」(75.7%)、「年間休日数が多い」(62.2%)、「残業時間が少ない」(61.3%)だった。働く時間が短い=ホワイト企業だと認識している傾向にあると考えられる。また、「研修制度が整っている」「新人に対する理不尽なルールがない」「ハラスメント対策が徹底している」も多数挙げられ、ストレスがかからない環境下で失敗しないように働きたいという考えがあるように思える。
・ホワイト企業を就活中に意識した割合は75.7%
就活中にホワイト企業を「かなり意識した」(22.5%)、「意識した」(53.2%)と回答し、4人に3人が意識している割合だ。想像以上に多くの人が意識していることが分かった。
・就活生がホワイト企業だと思う残業時間の基準は「21.3時間」
就活生がホワイト企業だと思う残業時間で最も多かったのは「20時間以内」(41.1%)で、平均は「21.3時間」だった。「10時間以内」(27%)、「30時間以内」(22.5%)も票を集める一方で、40時間以上の残業時間をホワイト企業と認識する人は少ないという結果になった。
・就活生がホワイト企業だと思う給与の基準は「533万円」
ホワイト企業だと思う年収で最も多かったのは「400万円以上」(25.2%)、「500万円以上」(25.2%)で、平均は「533時間」だった。国税庁によると日本の平均給与は461万円なので、平均よりも高い年収をホワイト企業だと認識する人が多いようだ。
・ホワイト企業を探す手段として多いのは「ナビサイト」「就活イベント」「合同説明会」
就活生がホワイト企業を探す手段として多いのは「ナビサイト」(50.5%)、「就活イベント」(37.8%)、「合同説明会」(33.3%)だった。意外にもSNSで情報を集めている人が多く、逆求人サイトは少ないことが分かった。気軽に探せるという点でSNSやYoutubeを利用する人が多いと考えられる。
・ホワイト企業かどうかを見極めるための手段として多いのは「評判・口コミサイト」「ホワイト企業認定/アワード」「OB訪問・会社見学」
就活生がホワイト企業かどうかを見極めるための手段として多いのは「評判・口コミサイト」(82.9%)、「ホワイト企業認定/アワード」(44.1%)、「OB訪問・会社見学」(42.3%)だった。圧倒的に「評判・口コミサイト」が支持を得ているものの、実際に自分の目で見聞きするOB訪問や厚労省のホワイト企業認定/アワードなど、信ぴょう性の高い手段と併用しているケースが多数見られた。
・ホワイト企業認定/アワードを就活中に意識した割合は43.2%
ホワイト企業認定/アワードを「かなり意識した」(14.4%)、「意識した」(28.8%)が多く票を集めた。しかし、意外にも「全く意識していない」(16.2%)、「意識していない」(15.3%)の割合も多く、二極化している状態であるとみられる。
・評判・口コミサイトを信用している割合は56.7%
評判・口コミサイトを「かなり信用している」(9%)、「信用している」(47.7%)と回答した人が多数を占めた。見極める手段として8割を超える就活生が利用しているが、信用をしている人はそのうちの5割ほどであることが分かる。
世代によって重視する価値観や考え方が変化するように、ホワイト企業の基準も変化すると考えている。
ホワイト企業に関する世代間の認識の違いを明確にし、企業が目指すべき方向性を定めたいと考えた。
また、「ホワイト企業認定」や「ホワイト企業アワード」は就活生にどの程度認知されているのか、企業の評価・口コミサイトはどの程度信用しているのかなどを調査した。
このアンケート結果が各企業様の今後の採用活動の参考になると考え、今回のアンケート調査を実施した。
希望している業界は何か
規模している企業規模は何か
ホワイト企業の特徴は何だと思うか
ホワイト企業だと思う月の残業時間は
ホワイト企業だと思う年間給与は
ホワイト企業を見つける手段は何か
ホワイト企業を見極める手段は何か
ホワイト企業かどうかを意識して企業選びをしているのか
ホワイト企業認定やホワイト企業アワードを意識しているか
評判・口コミサイトをどの程度信用しているのか
調査対象:「就活の教科書」公式LINEの登録者
調査期間:2023年12月26日(火)~2024年1月7日(日)
調査方法:インターネット上でのアンケート調査
有効回答数:111
【ホワイト企業の認識調査結果:就活生が考えるホワイト企業の特徴】
福利厚生が充実している:75.7%
年間休日数が多い:62.2%
定時に帰れる・残業時間が少ない:61.3%
有給取得率が高い:59.5%
勤続年数が長い・離職率が低い:54.1%
給与が高い:49.5%
研修制度が整っている:46.8%
新人に対する理不尽なルールがない:45.9%
ハラスメント対策が徹底している:45.9%
育児取得率が高い:38.7%
フレックスタイム制が導入されている:36.9%
給与体系が明確:35.1%
明確な評価制度がある:34.2%
上司/先輩がいい人・自分に合っている:34.2%
リモートワークが完備されている:27.9%
求人サイトに「ホワイト企業認定」「優良企業」だと明記されている:25.2%
同僚がいい人・自分に合っている:24.3%
社長がいい人・自分に合っている:21.6%
副業が許可されている:20.7%
服装・髪色が自由:18.9%
オフィスがきれいに完備されている:18.9%
女性管理職比率が高い:16.2%
求人サイトにマイナスなことも書かれている:14.4%
転勤・単身赴任がない:11.7%
知名度が高い:12.6%
ESGに力を入れている:10.8%
就活生が考えるホワイト企業の特徴は「福利厚生が充実している」「年間休日数が多い」「定時に帰れる・残業時間が少ない」が多く票を集めた。全体として時間に関する要素が上位に選ばれていることから「働く時間が短い=ホワイト企業」だと認識している傾向にあると考えられる。また、「研修制度が整っている」「新人に対する理不尽なルールがない」「ハラスメント対策が徹底している」も多数挙げられ、ストレスがかからない環境下で失敗しないように働きたいという考えがあるようだ。
近年、話題に上がる「リモートワークが完備されている」「副業が許可されている」「転勤・単身赴任がない」はホワイト企業という点では、そこまで重視されていないことが分かった。
【ホワイト企業の認識調査結果:就活中にホワイト企業を意識した割合】
かなり意識していた:22.5%
意識していた:53.2%
どちらともいえない:11.7%
意識していない:7.2%
全く意識していない:5.4%
就活中にホワイト企業を意識した割合は75.7%であることが判明した。就活生の4人に3人がホワイト企業を意識しており、「ホワイト企業」の重要性はかなり高いことが伺える。
【ホワイト企業の認識調査結果:就活生がホワイト企業だと思う残業時間の基準】
0時間以内:0.9%
10時間以内:27%
20時間以内:41.1%
30時間以内:22.5%
40時間以内:5.4%
50時間以内:1.8%
60時間以内:0.9%
就活生がホワイト企業だと思う残業時間で最も多かったのは「20時間以内」で、平均は「21.3時間」だった。「30時間以内」までは多く票が集まったが、40時間以内から長い時間はホワイト企業と認識する人は少ないという結果になった。そのため、就活生がホワイト企業だと思う残業時間の基準は長くても30時間以内までだということが分かる。
【ホワイト企業の認識調査結果:就活生がホワイト企業だと思う年間給与の基準】
200万円以上:0.9%
300万円以上:9%
400万円以上 :25.2%
500万円以上:25.2%
600万円以上:17.1%
700万円以上:11.7%
800万円以上:9%
900万円以上:0%
1000万円以上:1.8%
ホワイト企業だと思う年収で最も多かったのは「400万円以上」「500万円以上」で、平均は「533万円」だった。国税庁によると日本の平均給与は461万円なので、平均よりも高い年収をホワイト企業だと認識する人が多いようだ。
【ホワイト企業の認識調査結果:ホワイト企業を探す手段】
ナビサイト:50.5%
就活イベント:37.8%
合同説明会:33.3%
就活エージェント:32.4%
友人・家族の紹介:28.8%
YouTube ・SNS:26.1%
Google検索:25.2%
大学のキャリアセンター:23.4%
逆求人サイト:17.1%
就活本:7.2%
就活塾:5.4%
テレビCM:1.8%
ホワイト企業を探す手段として多いのは「ナビサイト」「就活イベント」「合同説明会」だった。気軽に探せるSNSやYoutubeで情報を集めている人が多く、登録などが必要な逆求人サイトは比較的少ないことが分かった。
【ホワイト企業の認識調査結果:ホワイト企業かどうかを見極める手段】
評判・口コミサイト:82.9%
ホワイト企業認定・アワード:44.1%
OB訪問・会社見学:42.3%
四季報などの本:33.3%
Google検索:30.6%
友人・家族の評価:27.9%
Youtube・SNS:21.6%
IR情報:19.8%
サイトHP:15.3%
ホワイト企業かどうかを見極めるための手段として多いのは「評判・口コミサイト」「ホワイト企業認定/アワード」「OB訪問・会社見学」だった。圧倒的に「評判・口コミサイト」が支持を得ていたが、実際に自分の目で見聞きするOB訪問や厚生労働省のホワイト企業認定/アワードなど、信ぴょう性の高い手段と併用しているケースが多数見られた。
【ホワイト企業の認識調査結果:ホワイト企業認定/アワードを就活中に意識した割合】
かなり意識していた:14.4%
意識していた:28.8%
どちらともいえない:25.2%
意識していない:15.3%
全く意識していない:16.2%
ホワイト企業認定/アワードを就活中に意識した割合は43.2%であることが分かった。
しかし、意外にも「全く意識していない」「意識していない」の割合も多く、二極化している状態であるとみられる。
【ホワイト企業の認識調査結果:評判・口コミサイトを信用している割合】
かなり信用している:9%
信用している:47.7%
どちらとも言えない:36%
信用していない:4.5%
かなり信用していない:2.7%
評判・口コミサイトを信用している割合は56.7%であることが判明した。評判口コミサイトはホワイト企業かどうかを見極める手段として8割を超える就活生が利用しているが、信用をしている人はそのうちの5割ほどであることが分かる。想定よりも多くの就活生が信頼を寄せており、評判・口コミサイトの内容が採用活動に大きく影響すると考えられる。
アンケート記事:https://reashu.com/whitekigyou_tokutyou/
「就活の教科書」とは
累計5,000万PVの新卒大学生向けの就職活動サイト。「就活生に寄り添った情報を届け、大学生を自分らしい生き方に導く」という理念のもと、情報を発信。実際に就職活動を経験した内定者が自身の経験を含めて、自己分析・エントリーシート・面接対策などの記事を執筆している。
編集/この(学窓ラボメンバー)
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