引っ越しや結婚などの際には、銀行口座の名義や住所も変更しなければなりません。基本的には変更したい口座の通帳・キャッシュカード、届出印(新・旧)、新しい氏名・住所が記載された本人確認書類が必要となります。また、銀行の名義・住所変更を怠った際に起こりえるトラブルについても解説します。引越しや結婚時にはさまざまな手続きが必要となります。不要なトラブルで気を害さないようチェックしてみてくださいね。
銀行口座の名義変更に必要な書類は以下の3点です。
本人確認書類としては、基本的に運転免許証やパスポートなどの身分証が当てはまります。銀行によっても異なりますので、事前に確認をしましょう。
また、仕事などで本人の都合がつかない場合には、家族の者を代理人として受け付けてくれる銀行がほとんどです。その際には委任状や代理人自身の本人確認書類を持参します。詳しくは、各銀行に直接問い合わせてみてください。住所変更の場合も、手続きに必要な書類は基本的に同じです。
銀行口座の名義変更が必要になるのは、結婚、離婚、養子縁組など、口座名義人の氏名が変更となった場合です。一般的には姓が変わることになりますが、特別な理由によって名が変わった場合にも口座の名義変更は必要です。
手続きを経なければすぐに口座が使えなくなるというものではありませんが、例えば旧姓名義の口座に誰かが結婚後の姓で金銭を振り込もうとした場合、入金エラーが発生します。口座の名義人とは異なる姓なので、銀行側は同一人物と判断することができず、入金を受けつけることができないからです。
他にも、クレジットカードを結婚後の名前で作ろうとした場合に、引き落とし口座に旧姓名義のままの銀行口座を指定すると、契約者と口座の名義が一致せず、審査ではじかれる可能性があります。このようなトラブルを避けるためにも、氏名の変更があった場合には、できるだけ早めに名義変更の手続きを済ませましょう。
また、引っ越しなどで住所の変更があった場合も同様です。手続きを済ませないと同じように、本人確認ができないことにより、さまざまなトラブルの生じる可能性があります。できるだけ早めに住所変更の手続きをするようにしましょう。
氏名や住所を変更した場合には、銀行口座に登録している名義や住所も早めに変更しておきましょう。変更しないと使えなくなるというものではありませんが、本人確認ができなくなって、トラブルを引き起こす可能性があります。
(学生の窓口編集部)
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