「折衝」とは? 言葉の意味やビジネスシーンでの使い方を解説

2021/11/25

ビジネス用語

「折衝」という言葉を見たことはあるものの、読み方や使いどころがわからないという人もいるのではないでしょうか?

「折衝(せっしょう)」はビジネスシーンの駆け引きでよく使われる言葉です。

特に営業部門や戦略をになる部署などに配属されると「折衝(せっしょう)」という言葉をよく使うことになるでしょう。

社会人デビューする前に意味や使いどころを把握しておくことで、先輩や上司が話していることの意味が分かり、仕事を効率よく進められるかもしれません!

そこで今回は、ビジネスシーンで頻出する「折衝(せっしょう)」という言葉について意味や使い方などを網羅的にご紹介します。

折衝の意味とは?


「折衝(せっしょう)」とは、利害が一致しない相手との解決のために話し合うことや、外交や政治において相手と駆け引きをするという意味です。

「折衝(せっしょう)」にはお互いが納得できるように折り合いをつけたり、妥協したりするというニュアンスが含まれることから、ビジネスシーンの接客や営業などの場で多用されています。

また、接客業や営業職など顧客と共に成果をあげる仕事においては「顧客折衝(こきゃくせっしょう)」という業務内容がありますが、本質的には顧客や取引先などと折衝(せっしょう)する業務という位置づけになることが一般的です。

「折衝」と「交渉」の違い

「折衝(せっしょう)」と似た意味を持つのが「交渉」です。

「交渉」とは、特定の問題について相手と話し合うことや掛け合うことを指します。

「折衝(せっしょう)」は解決を目的としているものの「交渉」は必ずしも解決を目的にしているわけではないという点において違いがあると言えます。

「折衝」を使った例文【ビジネスシーン】

「折衝(せっしょう)」という言葉をビジネスシーンのどのような場面で見聞きするのでしょうか?

以下に例文をまとめていますので、参考にしてみてください。

社会人に必要!「折衝力」とは?

接客業だけでなくクライアントと共に成果を達成するような職種において、「折衝」に「力」を加えた「折衝力(せっしょうりょく)」は重要です。

「折衝力(せっしょうりょく)」は、ビジネスシーンにおける対人スキルとしていて身に付けたほうが何かと有利です。

ビジネスシーンでの「折衝(せっしょう)」は、相手との利害が一致しておらず、対立している状態からスタートします。

相手が納得していない、あるいは利害が一致していない状態であることから、たとえ解決を目的とした折衝(せっしょう)だとしても、相手との「交渉」が困難になることも想定されますよね。

そのため、折衝力(せっしょうりょく)は社会人になくてはならないスキルなのです。

折衝力が高い人の特徴

自分の利益だけを考えて交渉をする人には、残念ながら折衝力(せっしょうりょく)があるとはいえません。

ビジネスシーンにおける折衝力(せっしょうりょく)とは、相手の立場や都合を考えた上でなるべく有利に物事を進めていくことが求められます。

ただ相手の立場や都合ばかり考えていては自分に不利な条件になったり、クレームやトラブルの元となったり、結果的に相手と長期的な関係を築けません。

折衝力(せっしょうりょく)が高い人は以下のような力があると言えます。

詳しく見ていきましょう。

1)自分の要求をわかりやすく説明できる

折衝力が高い人は、自分の要求を相手に伝わるように説明できます。

スムーズな交渉を行うためには必要不可欠な要素です。

2)相手の主張を理解し、相手の立場になって物事を考えられる

相手の主張を聞くだけでなく何を要求しているか理解し、相手の立場になって物事を考えられる人は、お互いの妥協点が見つけやすくなります。

3)具体的な代案を提示できる 

利害関係の一致しない折衝(せっしょう)では、自分の要求が通らない場合やまた相手の要求を受け入れられないものです。

議論が進まないような状況で妥協点を見つけて具体的に提示できる人は、折衝力(せっしょうりょいく)が高い人といえるでしょう。

折衝力の上げ方3つ

具体的に折衝力を上げるためにどのようなことをすればよいのでしょうか。

具体的には以下の3つが挙げられます。

詳しく見てみましょう。

1)日常的に話の構成を意識する 

日常的に、相手との話の構成を意識すると折衝力(せっしょうりょく)アップに役立つでしょう。

会議やミーティングの場で議事録をつけることにより話の内容が記憶に残りやすくなるだけでなく、話の構成を考えやすくなるのでオススメです。

書くよりも聞いたり話したりするほうが記憶に残りやすい人は、ニュースを即座に復唱する「シャドーイング」という方法もあります。

2)シミュレーションする

実際に折衝(せっしょう)する以外にも、いろんなパターンを考えシミュレーションすることは想像力や発想力を高めます。

さまざまな状況に対応できるようになることも大切ですよ!

3)傾聴スキルを身につける

傾聴とは相手の話に関心をもち、共感するという意味です。

ふだんから傾聴を意識することで、より相手を理解することにつながるでしょう。

まとめ

折衝(せっしょう)は難しい言葉ですが、対人関係を築くうえで大切なスキルです。

特に折衝力(せっしょうりょく)が高い人は「話し上手は聞き上手」という諺(ことわざ)にあてはまる人物だと言えます。

「話し上手の聞き下手」とならないよう、折衝力(せっしょうりょく)を身に付けたいものです。

折衝力(せっしょうりょく)を身に付けることで、お互いが納得するWin-Winの関係へ導く社会人になりましょう!

(マイナビ学生の窓口編集部)

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