「傲慢」という言葉を聞いたことのある人は多いと思いますが、実際に「傲慢」とはどういう意味なのでしょうか? また、あなたの周りに「傲慢」だと言われている人がいたら、その人にはどういう特徴があるのでしょうか? 今回は「傲慢」の意味や使い方についてご紹介していきます。
傲慢を『広辞苑』で調べてみると、以下のように説明されています。
おごり高ぶって人をあなどること。見くだして礼を欠くこと。
(『広辞苑 第七版』より引用)
そして字義では、「傲」は「おごる。思い上がる」を意味し、
「慢」は「自分を偉いと思って横柄な態度を取ること」とあります。
(『新潮日本語漢字辞典』より引用)
このふたつの言葉が合わさることで、「おごり高ぶって人をあなどること」「見くだして礼を欠くこと」という意味になるのです。
「傲慢」には、「人を見下す」という意味があるため、「傲慢な人」や「傲慢な態度」のように、「人柄」や「態度」をあらわすときに使われる言葉です。
〈例文〉
・あの人の態度は傲慢で、我慢がならない。
・あんなに傲慢な上司では、部下はなかなかついていかないだろう。
・いつまでも傲慢な態度を取っていないで、自分の間違いを素直に認めるべきだ。
「傲慢」には「思い上がる」というニュアンスがあるため、どうしてもネガティブな意味合いになってしまうのは、仕方がないのかもしれませんね。
「傲慢」の類語に「高慢」という言葉があります。ほぼ同じような意味合いの言葉なのですが、「傲慢」が「おごり高ぶって人を見下すこと、礼を欠くこと」に対し、「高慢」は「自分が優れていると思い、人を見下すこと」と説明されています。
ただ「傲慢」はその思いが「他人に対しての行動や態度」にあらわれているのに対し、「高慢」は「自分が優れた存在だと思いあがるだけで、人に迷惑をかけることなく、自己完結をしている」ところが違いと言えるでしょう。
「傲慢」の対義語には以下のような言葉があります。
謙虚:自分を偉いものと思わず、すなおに他に学ぶ気持があること。
謙遜:つつましく控えめで、素直なこと。
へりくだる:他人をうやまって自分については控えめな態度をとること。
どれも「控えめな様子」をあらわしている言葉です。
「傲慢」とは「おごり高ぶって人をあなどること」「見くだして礼を欠くこと」という意味の言葉です。ですので、できるだけ「傲慢な人」「傲慢な態度」というような評価は受けたくないですよね。ビジネスシーンや日常生活で、周囲の人と良好な関係を結ぶには、「謙遜」な態度や「謙虚」に生きることも忘れないようにしたいですね。
(文・イマーゴ)
2024/11/24
【給付型奨学金】国内外の大学院にて博士号を取得したい社会人学生が対象『FASID奨学金プログラム』※2025年1月20日締切
2024/11/12
2024/11/04
2024/09/27
2024/09/26
社外との日程調整にストレスを感じている人に!面接・商談・会議・接待などの日程調整で活躍するツール #Z世代pickフレッシャーズ
いつでもわたしは前を向く。「女の子の日」を前向きに♪社会人エリ・大学生リカの物語
【診断】セルフプロデュース力を鍛える! “ジブン観”診断
ウワサの真実がここにある!? クレジットカードの都市伝説
あなたの“なりたい”社会人像は? お仕事バッグ選びから始める新生活
社会人デビューもこれで完璧! 印象アップのセルフプロデュース術
視点を変えれば、世の中は変わる。「Rethink PROJECT」がつたえたいこと。
実はがんばりすぎ?新社会人『お疲れ度』診断
忙しい新社会人にぴったり! 「朝リフレア」をはじめよう。しっかりニオイケアして24時間快適。
かわいい×機能性がつまったSamantha Thavasa Petit Choiceのフレッシャーズ小物を紹介! 働く女性のリアルボイスを集めて開発された裏側をレポート