社外秘とは? 社内秘との違いや秘密保持契約について

2018/06/08

付き合い・人間関係

社外秘とは、文字通り社外の人には出してはいけない会社の情報や技術のことを指し、その会社に属していない人には決して知られてはいけない、会社の機密文書、ノウハウ、あるいは個人情報などに対して使われます。会社にはそれぞれ独自の情報や技術があり、これは「秘密情報」として外部に出してはいけません。今回はこのような秘密情報を守るための「秘密保持契約」についてご紹介します。

社外秘とは

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「社外秘」と「社内秘」の意味は?

会社員になると、さまざまな資料や書類を手にする機会があるため「社外秘」の判が押された資料を受け取ったことがある人もいるかもしれません。一例として秘密情報は以下のように分けることがあります。

・極秘
極秘とは、社外に漏れた場合、会社経営に重大な損害を受ける情報。あるいは社内の情報セキュリティ管理責任者が指名した人物のみが知りえる情報。

・秘
秘とは、社外に漏れた場合、会社経営に中程度の損害を受ける情報で、特定部内の人物のみが知りえる情報。

・社外秘
社外秘とは、社外に漏れると小規模の損害を受けるか、損害はほとんど予測されない情報であり、社内では周知してもいいが、社外に漏らすことは好ましくない情報のことである。その会社の社員しか知り得ない情報。

一般的には「社外秘」「社内秘」は以下のように考えられています。

「社外秘」とは社外に出してはいけない秘密!

秘密情報の中で、一般的によく見かけるのがこの「社外秘」でしょう。一般的には「会社の外に漏れてはいけない情報」で、社内では公開されても構わない情報です。

たとえば、社内の組織図をwebサイトで公開している企業でも、すべてを事細かに公開している企業は少ないと思いますが社内ではたいてい情報がオープンになっています。

「社内秘」には諸説ある

一般的に「社内秘」は「社内でも限定された一部の人しか知らない情報」とされます。「社内の一部の人しか知らない」ということで、上記の「極秘」と「秘」に相当する情報を「社内秘」と見なす考えもあれば、「社内秘」という言葉は使わずに「部外秘(特定の部署でのみ共有し、部外には出さない秘密)」や「社内限(社内でも一部に限定公開する秘密)」とすべきという考えもあります。

このような秘密情報を扱う情報セキュリティシステムについては『ISO』※のうち『ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)』という規格があります。この規格の基準を満たしていると認められれば、その企業は「ISO27001認定」を名乗ることができ、セキュリティがしっかりしている企業だとアピールすることにもつながります。

なお『ISO27001』は国際規格で、これを日本の『JIS』が日本語化したものが『JIS Q 27001』です。つまり、『ISO27001』と『JIS Q 27001』はほぼ同じものになります

※『ISO(「International Organization for Standardization」の略)』は国同士の取引をスムーズに行うための規格です。『ISO』にはさまざまな種類の規格があり、番号によって分類されています。

「秘密保持契約」とはどんな契約?

会社にはそれぞれの「秘密情報」があり、それを守らなければなりません。そのため新しく雇い入れる従業員や、その会社に関わって仕事をする社外の関係者に対して「秘密保持契約(または「機密保持契約」)を入社する際などに結ばせます。また、この「秘密保持契約」のことを英語で「NDA(Non-Disclosure Agreement)」と呼ぶこともあります。

これには「業務上知り得た情報を外部に漏らさない」という約束をベースに「情報漏えいによって損害が発生した場合には損害賠償請求をする」などの項目が設けられ、企業はこの契約によって、経営上必要な「秘密情報」の漏えいを防いでいます。

現在はさまざまな「情報」が価値に認められており、会社では「社外秘」の情報が日常的に飛び交っています。身近なところに置かれている書類でも、会社にとっては重要な秘密情報かもしれませんので、このような情報の取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。


(藤野晶@dcp)

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