​先物取引とは? 仕組みとメリット・デメリットについて紹介!

2017/09/21

投資・ローン

■金や株の先物取引も仕組みは一緒

農作物などの先物取引は「商品先物取引」と呼ばれており、「金」や「株」などの「金融先物取引」は一般の人でも取引可能です。

まず金ですが、取引期限と取引価格がすでに決められています。例えば記事執筆時の2017年9月12日の場合、2018年の8月が取引期限のものは1kg当たり4,656円となっています。この期限と価格を参考に、値上がりするか値下がりするかを予測し、「買い」から入るか「売り」から入るかを決めます。また、担保として必要証拠金が必要になることも特徴です。株も取引価格が銘柄によって異なる以外は金と同じで、取引期限が決められており、また担保として必要証拠金が必要です。

■取引期限には要注意!

株や金の場合、取引期限が来ると自動的に決済され、そこで利益が確定してしまいます。通常の取引だと、株や金も手放さない限り(株はその株を発行している企業が倒産しない限り)ずっと持っておくことができますが、先物取引ではそれはできません。ですので、必ずどこかのポイントで売る、買うの判断が必要です。もちろん時には損が出ている場面での決断も求められます。「先物取引は難しい」といわれていますが、それは通常の取引以上にシビアな判断が要求されるからです。

先物取引とは何かについて解説しましたがいかがでしたか? 先物取引は、仕組みとしては実にシンプルなものですので、仕組みさえ理解すれば始めるのはそこまで難しくありません。ただし、得をするかどうかが難しいため、もし株や金の先物取引を始めたい場合は、通常取引で知識と経験を身に付けてからのほうがいいかもしれません。まずは「先物取引とは?」と聞かれた際に意味をしっかりと覚えることから始めましょう。

(中田ボンベ@dcp)

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