ETFとは? 仕組みやメリット、買い方を解説

2017/09/20

投資・ローン

ETFとは?

ここ数年、株や投資などの「資産運用」に興味のある人が増えています。しかし商品の種類や専門用語が多いため「何がなんだかわからない」という人も多いそうです。そこで今回は、株や投資の初心者に向けて、金融商品の一つであるETFとは何か、その仕組みやメリット、買い方を解説します。

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■ETFとは上場されている投資信託

ETFは「Exchange Traded Fund」の略。そのまま訳すと、「金融商品取引所で取引される投資信託」です。アメリカなど株先進国では早くから導入されており、日本では2013年に導入されました。ETFの他に、上場投資信託、また上場投信と略されて表記されることもあります。

ETFは「上場された投資信託」です。そもそも投資信託とは「投資会社にお金を預けて運用してもらう」という金融商品です。一般的な株取引の場合は、自分で買う株や株数を決めて運用しないといけませんが、投資信託は投資会社や、担当しているファンドマネジャーにお任せなので手間が掛かりません。この手軽さは投資信託の大きな特徴といえます。

また、投資信託はアクティブ型とインデックス型の2種類に分かれています。アクティブ型はファンドマネジャーが独自に銘柄や金融商品を選んで投資信託を作り、高収益を目指すというもの。一方のインデックス型は、日本の場合だと日経平均株価やTOPIXなど、市場の指標(インデックス)となるものと連動するように商品を選ぶ投資信託です。

ETFは上場されていることで、一般的な投資信託にない特徴を持っています。例えば売買取引の時間。一般的な投資信託は金融商品取引所に上場されていないため、売買取引は販売会社が定めた時間でしか行えません。つまり、株取引のように好きなときに売ったり買ったりができないのです。しかしETFは金融商品取引所に上場されている商品なので、証券取引所が開いている時間であれば、好きなときに売買をすることができます。

また、投資信託は「○円で売る・買う」といったことを自分で指定して取引をする指値取引ができませんが、ETFは指値取引が可能です。株と同じ感覚で取引ができる、というのがETFの大きな特徴なのです。

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