【お葬式の必須マナーと基礎知識】服装、挨拶、香典などのマナーから当日の流れも解説

2017/06/22

対人マナー

■お葬式の焼香のマナーは?


次にマナーとして覚えおきたいのが「焼香」です。ここで悩む方は多いことでしょう。もちろん地域慣習や宗派によってやり方が違うため、事前にチェックしておくと安心です。ただしそれでも、必ず前の方々のやり方を確認してましょう。ここでは、焼香のごく一般的な流れ2例をご紹介しておきます。

<起立焼香の場合>
1.まず順番が着たら起立をして、自分より後ろの人に一礼をします。(「お先に失礼します」という目礼)
2.前の人に続いて焼香台の少し手前で僧侶、遺族に向かって一礼します。前の人が焼香を終わり次第、空いた焼香台の前に速やかに進み出て、故人に合掌にて一礼します。
3.そして親指・中指・人差し指の3本の指先で焼香を摘み、顔の高さまで上げ、指でこすりながら香炉の上に落とします。

これを1~3回繰り返します。その後、ご冥福を祈りながら再度合掌。そして最後に端にいる家族に一礼し、前の人に並び戻ります。

<回し焼香の場合>
1.隣の人から香炉がまわってくる
2.軽く会釈をして受け取り自分の前に置く
3.遺影に向かって一礼する
4. そして親指・中指・人差し指の3本の指先で焼香を摘み、顔の高さまで上げ、指でこすりながら香炉の上に落とします。これを1~3回繰り返します。
5.合掌して一礼する
6.次の人に香炉を回す

基本的にこの2種類の焼香の流れを知っておけば、一般的には対応できると思います。その後、セレモニーに参列しないのであればそのまま退席です。ここまでが、一連の参加したときの流れとなります。

■参列している間に起こりうる注意点と対処

<ご遺族さまとすれ違ったり目があったりしたとき>

ご遺族の方々とすれ違うと、思わず「何て声をかければいいか」と戸惑ってしまうかもしれません。その時は、以下のように語尾を濁しつつ、短めに語りかけ一礼することが無難です。
「このたびは大変ご愁傷さまなことで……」
「このたびは大変急なことで……」

■話し言葉のマナー

<重ね言葉>

「重ね重ね」「ますます」「度々」「くれぐれも」などの重ね言葉は、 不幸が続くイメージがあるので避けるようにします。また、「続く」「追って」「繰り返す」といった言葉も使わないようにしましょう。

<直接的な表現>
「死去」「死亡」「亡くなる」などは、「死」を直接イメージする表現なので「ご逝去」に言い換えます。 また、「生きる」も避け、「お元気な頃」や「ご生前」などの言い回しにしましょう。

<遺族にとって負担になる言葉>
「頑張ってください」などは、遺族の負担になるので避けましょう。

<不吉なことを連想させる言葉>
「消える」「浮かばれない」「大変なことになる」は、不吉なイメージがあるのでタブーです。

要するに、『忌み言葉』というものを避けるのがマナー。想いやりの気持ちを持って言葉を発することが大切です。
とはいえ、言葉を発することが多い場ではありません。基本的には言葉要らずで、目礼が基本と覚えておくといいでしょう。

お葬式は厳粛な場です。そのため、マナーなど委縮してしまう気持ちはあるでしょう。しかし故人に生前お世話になっていたり、故人のご家族にお世話になったりしていたりするからこそ参列されるのだと思います。偲ぶ気持ちを持ち、マナーを想いやりとしてとらえて参列することが大切です。

執筆者:ゆう(ナレッジ・リンクス)

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