金融業界で使われることの多かった「リスクヘッジ」ですが、ビジネスのシーンでも取り入れられるようになっています。リスクヘッジとはどういう意味なのか、どのようなシーンで使うものなのか、またどのようにして使うのがスマートなのか、実例とともに確認してみましょう。
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「リスク」には危険、ヘッジには「回避」という意味があり、リスクヘッジは危険を回避するという意味で使われます。あえてリスクを選ぶリスクテイクと相反する意味で使われる用語でもあるので、一緒に覚えておきましょう。なお、リスクヘッジは、単にヘッジと表現されることもあります。
リスクヘッジという言葉は、もともと金融業界でよく使われていた言葉です。たとえば、株式投資を行う際、1つの投資先にのみ投資してしまうと、株価が下がったとき、その分だけ損が生まれてしまいます。株価が上がれば利益も生まれますが、反面リスクも高いということです。しかし、複数の投資先を開拓した場合、同じ投資資金をつぎ込んだとしても、株価が下がるところもあれば、上がるところもあるので、大きな損をするリスクを軽減することができるのです。このようにおもに分散投資のことをリスクヘッジと呼んでいました。
しかし、分散投資におけるリスクヘッジだけでなく、近年ではビジネスにおいてもリスクヘッジが用いられることがあります。たとえば、リスクヘッジのために複数の案を用意しておいたなどがあげられます。ほかにも、リスクヘッジのための保険など個人において使用されることも増えました。
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