「シナジー」とは?正しい意味とビジネスでの使い方【例文つき】

更新:2024/05/17

ビジネス用語

日常生活ではあまり使われないけれど、ビジネスシーンでは頻出の「シナジー」という言葉があります。意味は何となく分かっているつもりでも、実ははっきり知らないという人も多いのではないでしょうか。

ここでは、この「シナジー」という言葉の意味や使い方を、例文も交えながら解説します。シナジー効果・アナジー効果の意味もあわせて紹介しますので、この機会に正しい意味をマスターしましょう!

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「シナジー」とはどんな意味?

シナジーとは英単語の「synergy」からくるカタカナ語です。一言でいうと「相乗効果」という意味ですが、辞典によれば次のように記載されています。

全体的効果に大きく寄与するために行なわれる共同作用、共同活動。元来は生理・生物学用語で筋肉の共同作用をさす語だが、一般に「1+1」を「3」にするような相乗作用をもたらす協力、共同をいう。
(引用:コトバンク-精選版 日本国語大辞典


元来は、筋肉あるいは薬品などが、その組み合わせによってより大きな力を発揮する作用のことを表していたようです。

現在のビジネスシーンにおいては、複数の要素をかけ合わせることによる相乗効果という意味で用いられています。

シナジー効果(+アナジー効果)とは

ビジネスシーンでは「シナジー」単独のほか「シナジー効果」という表現も多く見られます。

「シナジー」単独でも「相乗効果」という意味を持っているわけで、さらに「+効果」を付けたとしてもやはり意味は同じ。シナジー効果=相乗効果ということになります。

2つ以上のものが合わさることで、成果が上がったりメリットが増えたりと、掛け算式で効果を広げられることを意味します。「1+1=2」ではなく「3」にも「4」にもなる、というのが相乗効果ということです。

ちなみにシナジー効果の逆の言葉は「負の相乗効果」または「アナジー効果」といわれ、マイナスに転じる意味で使われます。ビジネスでは、あえてマイナス効果を狙うようなことは考えにくいため、シナジー効果に比べると見聞きする機会は少ないでしょう。

シナジーのビジネスでの使い方・使われ方

シナジーのビジネスでの使い方

シナジーという言葉は、ビジネスシーンでは「シナジー効果」「シナジーを生み出す」「大きなシナジーが得られる」のように使われています。「相乗効果」に言い換えて考えてみると、使い方も分かりやすくなるでしょう。

使用シーンとしては、企業同士の事業提携や統合などが代表的な例です。

企業がお互いの強みを出し合うことによって、売り上げの拡大や事業の拡大、コスト削減などでより大きな効果が生まれるのがシナジー効果。お互いの不足点を補い合うことで、お互いがメリットを得ることができるというわけです。

ほかに身近な例としては、チームとチームの協力の際にもシナジーは使われます。AチームとBチームが協力することでシナジーが得られる。つまりそれぞれの強みを出し合い、弱みを補い合うことで、力を最大化してより大きな物事を成し遂げられる、というニュアンスです。

シナジーを使った例文

では実際のビジネスシーンを想定した例文をご紹介します。「シナジー」単独と「シナジー効果」は同義と考えて差し支えありませんが、それぞれに分けて紹介していきます。

「シナジー」単独の例文

・IT企業との連携によって、広告反映に大きなシナジーが生まれた。

・相手チームとのコラボにより、大きなシナジーを作り出せるだろう。

・組織のシナジーを高めるには、報連相しやすい環境づくりが大切だ。

・この業務提携をしても、あまりシナジーが働かないのではないか。


「シナジーが生まれる」「シナジーを作り出す」「シナジーを高める」「シナジーが働く」といったさまざまな表現が用いられています。

3つ目の「組織のシナジー」とは、メンバー1人1人の力をかけ合わせた組織全体としての相乗効果、という意味合いです。

「シナジー効果」の例文

・当社とB社が組めば、大きなシナジー効果が生まれるだろう。

・新しい戦略で既存の事業との高いシナジー効果が得られた。

・この2点を業務に取り入れたことで、コスト削減のシナジー効果があった。

・3つの部門の協働で、高いシナジー効果が発揮された。

・田中さんの活発さと井上君の分析力のシナジー効果で、常に業績が上がっている。


シナジーに「効果」という言葉を添えてあげることで、日本語としてはより分かりやすく感じられるかもしれません。

まとめ

ビジネスシーンでは、会議やプレゼンのときにもよく使われ、見聞きする言葉でもあるのがシナジー効果です。シナジーの意味を理解できると内容も的確に捉えることができ、自信を持って活用することもできます。この機会にしっかりと理解しておきましょう。

(学生の窓口編集部)

学生の窓口編集部

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