企業に就職すると一般的には年間に二回のボーナスを受け取ることができます。日本では古くからボーナスを支給する習慣がありますが、その支給額については企業間で大きな差があるのが現状です。特に大きいのが企業の規模による違いですが、平均してみるとどの程度の開きがあるのでしょうか。ボーナスとはなにかが把握できるとその違いも理解できるようになります。
■ボーナス本来の意味と性質
ボーナスは日本では江戸時代あるいは明治時代から始まった慣習であるとされており、本来の意味は事業を支えてきた従業員に対するねぎらいでした。最も古い起源として考えられているのが江戸時代に主人が奉公人に対して行っていたお仕着せであり、夏と冬に渡すのが慣習であったことから現状の年に二回、夏と冬に支給するスタイルが日本では浸透しています。
現在でもその流れを汲みとっている状況があり、競合他社との競争の中で利益を上げるのに貢献してきた従業員に対して利益配分を行うのが基本的な考え方です。基本的には現在のボーナスにも努力をしてくれた従業員に対するねぎらいの考え方が根強くなっています。そのため、ボーナスの基本的な性質として、定期給として毎月支給されるものとは別枠で支払われているのです。一方で、欧米では報奨金という意味合いが強く、明らかな貢献をした人に対して追加で支給するものとなっています。平均的にみると現状としては両者の考え方を合わせてボーナスを支給している企業が増えてきていますが、古来からの伝統の比重が大きい企業が多いのが実情です。
日本におけるボーナスの支給では基礎となっているのが基本給の月額です。利益配分という考え方が基本の場合、総額として支給するボーナス額を企業側が算定するところから支給額を決めることになります。ただそれを従業員で平均的に配分してしまうのではなく、基本給に比例する形で支給するのが一般的です。これは基本給が高い人ほどそれだけもともと企業に対して貢献している度合いが大きいと考えられるからであり、勤続年数で基本給が増加するシステムがとられている日本では合理的な考え方になっています。そのため、企業規模別のボーナスの平均額を考えると、基本給が多くなりがちな大企業ほど多くなる傾向がある点は理解しておきましょう。
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