話にオチがないと怒られる!?　関西出身の人と知り合って驚いたこと7つ「相手なのに『自分』」

大阪出身の筆者は、東京出身の友人から「マジで『なんでやねん』って言うんだね」と驚かれ、「そりゃ言うやろ!?」と、こちらも驚いてしまったことがあります。関西芸人などの活躍もあり、関西出身者の持つ特徴は珍しいものではなくなったと思っていたのですが……。もしかして、そう思っているのは当の関西人だけ？　そこで今回は大学生のみなさんに、「関西出身者と知り合って驚いたこと」について聞いてみました。

■通じない関西弁！
・「相手を『自分』と言う」（男性／24歳／大学院生）
・「『おぼこい』が通じないことに、ショックを受けていたこと」（女性／22歳／大学4年生）
・「ものをしまうとき『なおす』と言うこと」（女性／22歳／大学3年生）

関西出身者の言う「自分、家どこなん？」は、「キミ、どこに住んでいるの？」という意味。「自分の家がわからない」ということではないので、ご注意ください。

■独特の語尾＆イントネーションに驚き！
・「方言で『な』の連発」（女性／22歳／短大・専門）
・「言葉のアクセントが、いろいろなところで全然違う」（男性／19歳／大学1年生）
・「関西に旅行に行ったときに、会話が聞き取れなかった」（女性／22歳／大学4年生）

この前のアレな、○○でな、それでな、××してな……。たしかに、「な」がこれでもかと登場しますね。

■関西ならではの言い方
・「マクドって言う」（男性／21歳／大学4年生）
・「大学生を1年生、2年生と呼ばずに1回生、2回生と呼ぶこと」（女性／26歳／大学院生）
・「『しょっぱい』を『辛い』と言う」（女性／22歳／大学4年生）

関西以外では、1回生、2回生と言わないのですか!?　1年生、2年生と言うと、関西出身の筆者は小中高生を思い浮かべてしまいます。

■笑いにこだわる関西人
・「笑いに厳しい」（女性／21歳／大学3年生）
・「本当に話にオチがないと怒られる」（女性／24歳／大学院生）
・「ちょっとボケたら、普通に頭を叩いてくる」（男性／20歳／大学1年生）

実際には、こんな風に笑いにこだわる関西人ばかりではないと思いますが……。それでも、ほかのエリア出身者よりは厳しい人が多いかも？

■イメージ通り！
・「本当に、おもしろい」（女性／21歳／大学3年生）
・「関西弁でマシンガントークをしてくること」（女性／22歳／大学4年生）
・「なんでも値切ること」（女性／20歳／大学2年生）
・「知らない人にも話しかける」（女性／24歳／大学4年生）

「なんでも」とありますが、さすがにコンビニやスーパーで値切ったりはしません。いや、夕方のスーパーだったら「これも値引きシール貼ってくれる？」くらいは言っちゃうかも……。

■アレ？　意外と……
・「思ったほど関西弁が強くなかった」（男性／19歳／大学2年生）
・「おもしろくない人も結構いる」（男性／22歳／大学4年生）
・「突っ込まない」（男性／25歳／大学4年生）
・「刀で斬ったふりをしても、乗ってくれない」（女性／21歳／大学3年生）

刀で斬られても、ピストルで撃たれても、リアクションをとらない関西出身者は大勢います。

■関西弁は強し！
・「関西弁がずっと抜けない」（女性／23歳／大学4年生）
・「関東でも平気で関西弁を話す」（女性／27歳／大学4年生）
・「僕に関西弁が移った」（男性／23歳／大学院生）

筆者も、「アンタの関西弁が移った！」と言われたことがあります。関西弁のイントネーションや語尾はインパクトが強いのでしょうか？

関西出身の筆者としては、「おもしろい」「よくしゃべる」という関西人のイメージは非常に光栄です。しかし当然ながら、「おもしろいことを言わない関西人」や「寡黙な関西人」もいます。みなさまにはそこのところをご理解いただき、「関西出身なのに、おもしろくないね」などの一言は極力控えていただければ幸いです。そう言われると、関西出身者は非常に傷つきますので……。

文・OFFICE-SANGA 森川ほしの

調査時期：2016年2月
アンケート：マイナビ学生の窓口調べ
集計対象数：大学生男女402人（インターネットログイン式アンケート）