こんなに交通手段が充実している中で都会人がマイカーを持つ理由

2016/01/20

社会人ライフ

地下鉄網が張り巡らされている東京。短時間の間隔で電車が行き来しているので、どこへでもアクセスしやすく利用している人は多いでしょう。しかし、そんな中でもマイカーを持つ人たちもいます。その理由は何なのでしょうか?


■遠出のドライブにはマイカーで

マイカー所有者でも、都内の移動には地下鉄や電車を利用する人もいます。彼らが車を使うのは、遠出に旅行する際です。
交通網が発展する都心部へ出かけるときは、公共の交通機関を利用するのでもいいですが、郊外や地方へと旅行する際はやはり便利。月に一日や二日くらいの旅行ならばレンタカーという選択肢もありますが、もっと頻繁に行く人やその他の車の利用がある場合は、マイカーの方が好ましいです。
地方へ旅行した際は、一ヶ所だけで無く、いろんなところに行きやすいのが魅力的。車があれば行動範囲が大きく変わってくるので、いくつもの観光スポットへ訪れることができます。目的地以外にも、ドライブ中に見かけておもしろそうだと思ったところに、ふらっと立ち寄ることも。そこでは思わぬ発見や出会いが待っているかもしれません。

お土産やショッピングでゲットしたものを車の中に保管できるのもメリット。手荷物が多くなると、旅行中の移動が大変だし、疲れます。常に手ぶらで動き回れたら、身軽で快適な旅を送ることができます。

■マイカー所持者はやはりモテる!

車を持つことが一つのステータスとなっている部分もあります。男性が、彼女をかっこいい車で迎えに行くようなシチュエーション。それを実際にやっている人も少なからずいます。やはり、車を持つ男性は人気があるようで、合コンでもマイカー所持者が優位に立つことがあります。

また、周囲の人間が皆マイカー所持者である場合は、「自分だけが持っていないなんて恥ずかしい」という心理が働くこともあるかもしれません。特に大きな理由がなく、持ち始める人もいるのです。

■満員電車を避けたい

都内においても、電車での移動を敬遠する人もいます。特にラッシュ時の満員電車。慣れてしまえば気にならないかもしれませんが、地方から出てきたばかりの人は特にそれを嫌がる傾向にあります。痴漢や痴漢冤罪を避ける上でも、マイカー通勤の方が良いと選ぶ場合もあるのです。

また、仕事がいつも終電を過ぎるくらいまで長く残業している人は、結果的にタクシー代を毎日払うよりも、車の方が効果的。仕事の移動において社用車ではなくマイカーを使う、個人事業主もいるでしょう。

■小さいお子さんがいる場合

公共の交通機関を利用してお出かけする場合、特に小さいお子さんがいるときは、人混みが多い地下鉄の駅は危険。迷子になったら大変です。ベビーカーを利用する人はなおさら。移動するのに幅をとるので、周囲の目線も気になります。

保育園や幼稚園の送り迎えにおいても、マイカーを利用する人もいます。特に一人だけでは無く、複数のお子さんを持つ家庭は車の方が移動しやすいです。

■田舎暮らしで車を持つ生活が馴染んでいる

都会に比べて、地方の人はほぼ全員が車を持っています。近所のコンビニやスーパーへの買い物でも、どこへ行くにも車での移動が慣れている人からすると、都会での新生活においていきなり車を手放すのに抵抗を感じるはずです。買い物袋の重たさを実感したり、移動の手間を面倒に思ったりするでしょう。

突然の転勤命令が出て、「まだ買ったばかりの新車なのに」や「この前車検を通したばかりだから」などという理由で、手放すタイミングを逃している人もいます。駐車場代やメンテナンスにかかる費用の高さや、渋滞時のフラストレーションに気づいたときに初めて、手放す決断をすることができるかもしれません。

■何人かでシェアする

「マイカー=自分が所持する車」という意味では少し違いますが、代表者がいて何人かでシェアする場合は、都心部においてもまだ持ちやすいです。駐車場代、ガソリン代、メンテ費などを何人かで割れば、安く抑えられます。最近はなんでもシェアすることが流行っていますが、車でもそういった利用ができるのです。生活リズムが違う人同士で移動に使うことや、友だち何人かで旅行する際にも便利です。


郊外や地方へ旅行に出かける際は、マイカーを持っていた方が便利。旅の幅が広がります。また、毎日車を利用する人は満員電車を避けたり、小さいお子さんを乗せて移動したりする上では役立ちます。地方に比べて、メンテナンスなどに費用がかかりますが、それ以上の理由がある人も少なくないのです。

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