社会人になるとさまざまなビジネス用語を耳にするようになりますよね。社会人になるとなんとなくよく耳にする「リマインド」というビジネス用語ですが、正しく使えている自信はありますか? 今回は、社会人の間でも多用されている「リマインド」の意味と正しい使い方、そして「リマインドメール」の書き方を例文付きでご紹介します。スマートに使いこなして、みんなから信頼されるビジネスパーソンを目指しましょう。
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「リマインド」とは、「思い出させる」「思い起こさせる」といった意味を持ちます。「リマインド」は、英単語の他動詞remindを語源とする英語から来たビジネス用語で、日本語で言う「念押しの確認」や「再確認」とほぼ同義と捉えるとわかりやすいでしょう。例えば、少し先の会議日程について連絡した取引先に対して、会議の数日前に再度、予定通り会議に出席できるかどうか確かめるために、リマインドのための電話やリマインドメールをすることがあります。リマインドは、できるビジネスパーソンのスキルの1つと言えるでしょう。
「リマインド」の意味が分かったところで、次に、「リマインド」が使われるビジネスでのシチュエーションをご紹介しましょう。
重要性の高い日程やアポイントメントについてリマインドする習慣は、ビジネスでは一般的。さらに、締切の期日が過ぎても、回答や出欠連絡をもらっていない人々に対して、催促と確認の意味を込めて、リマインドメールや電話をすることがあります。多忙な中で、情報自体を確認できていない人がいるかもしれませんので、リマインドすることで、スムーズに仕事を進めることができるのです。
「思い出させる」といった意味があったリマインドですが、実際のビジネスではどのような使い方がされるのでしょうか。具体的な会話例を挙げてご紹介していきます。また、ビジネスで役立つリマインドメールの書き方も例文つきでご紹介します。
リマインドメールは、先方が期日を忘れてしまわないように、事前に送るもので、催促のメールとは異なります。相手に失礼のないように、「お忙しいとこと恐縮ですが」「恐れ入りますが」などのクッション言葉を入れるといいでしょう。
上司:「○○さんの送別会の出欠を改めてリマインドしてもらえるかな」
部下:「かしこまりました。本日中に、リマインドメールをしておきます」
上司:「先月お知らせしておいた恒例の食事会が近づいてきたから、出席者全員にリマインドをお願いできるかな」
部下:「はい、かしこまりました。社内のオールメールで、皆様にリマインドいたします」
リマインドメールの書き方をご紹介しました。社会人が知っておくべきビジネス用語はリマインド以外にもたくさんあります。しっかりチェックして社会人としてのよいスタートを切りたいですね。
リマインドの意味と使い方は理解できましたでしょうか。社会に出ると、リマインドのように聞きなれないビジネス用語を聞く機会も多くなります。意味を勘違いして行き違いが起こることのないように、今のうちからよく聞くビジネス用語は意味をしっかり憶えておきましょう。
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いかがでしたか? リマインドの意味と使い方、そしてリマインドメールの書き方を例文つきでご紹介しました。実際のビジネスシーンで、「リマインド」という言葉を適切に使い、リマインドメールを正しく実践することによって、仕事をスムーズに進めることができます。確実に物事を進めたいときこそ、「リマインド」することが大切だと覚えておきましょう。
2021/02/22
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