保育士さんに聞く、「大人がもう一度絵本を楽しむ方法」

更新:2017/06/08

社会人ライフ

絵本なんて、小さいころに読んだ「はらぺこあおむし」以来すっかりご無沙汰です。そんな話を保育士の友人にしていたら、「大人になった今だから、絵本の魅力に気づくことって多いんだよ」とのこと。大人でも楽しめる絵本ってどんなものがあるの?

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今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は、毎日子どもに絵本の読み聞かせをしている、保育士歴8年の鈴木良枝さん。「しょっちゅう絵本を購入しては、保育園で子どもたちに絵本を読み聞かせています。うちの保育園の絵本番長なんです」と笑う、通称「よしえ」先生に、大人なりの絵本の楽しみ方について聞いてみました。

−よしえ先生が思う、大人が絵本を選ぶコツってなんですか?

(1)大人は黙って(?)絵本をジャケ買い

「大人になると自分の好みもはっきりしてくるから、絵本コーナーで平置きされている絵本たちをパッと見て、自分が一番惹かれた表紙をそのまま買うのがおすすめ。直感で好き! と思った絵本が、案外その時の自分にヒントをくれることだってあるんですよ」

(2)絵本作家の経歴は面白い!

「絵本を手にしたとき、私は必ず作者の経歴欄をチェックします。最近気づいたのは、絵本作家には理系出身の男性、特に建築士が多いこと。例えば、有名な『バーバパパ』の作者は夫婦で、旦那さんは建築設計士、奥さんは生物学・数学教師だったんですよ」

(3)読み聞かせの快感

「絵本の楽しさは、小説と違ってみんなで一度に感動を共有できるところ。また、子どもに読んであげると、彼らは驚きや感動を素直に表現してくれるので、反応が分かりやすくて快感になります(笑)。ぜひ一度、読み聞かせの楽しさを体験してほしいですね」

−確かに、どれも子どもでは味わえない楽しさですね。おすすめの絵本は何かありますか?

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