一人前の社会人たるもの、遅刻をしないのが当たり前。そうはいっても、疲れているときなどはうっかり寝過ごしそうになることもありますよね......。世の社会人たちは、毎朝どうやって予定通りの時間に起床しているのでしょうか? 何か工夫はあるのか、聞いてみました。
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■全体の約7割が「毎朝予定通りに起きている」
そもそもどのくらいの人が、予定通りの時間に毎朝起床しているのかを聞いてみたところ、全体の70.8%が「毎朝予定通りに起きている」と回答。予定通りに起きられないこともあるという人は、29.2%という結果になりました。
予定通りに起きられないとはいっても、出社時間に遅れるほど寝過ごすことは少ないでしょう。しかし、身支度の時間が短くなり、バタバタと慌てて出かけることになってしまいます。できれば、予定通りの時間に起きて、ゆとりを持って準備をしたいですが......。寝過ごして、後悔するハメになったエピソードを紹介します。
■もっと早く目覚めていれば!
・電車に乗るために、全力疾走するハメになる(女性/32歳/医療・福祉)
・いつも会社につくのがギリギリ。朝飯も食べられない(男性/33歳/マスコミ・広告)
・映画を見る約束をしていたのに、家を出る時間に起きてしまい、デートにすっぴんで向かうハメになった(女性/27歳/その他)
駅までダッシュ、朝食抜き、すっぴんでデート。寝過ごしの代償は大きいですね......。
■なかなか起きられないのは、コレのせい!
・目覚ましをかけても、あと5分と寝てしまう(女性/29歳/情報・IT)
・早起きしようとしていても、寝ていられる限界の時間を知っているのでついつい二度寝してしまう(女性/32歳/機械・精密機器)
・不規則な生活(男性/23歳/金属・鉄鋼・化学)
起きられない原因は「二度寝」。どうしてあんなに気持ちが良いのでしょう。それで後悔するハメになるわけですが......。
それでは、寝過ごして後悔しないためには、どうすればいいのでしょうか? 早く起きられる工夫について、聞いてみました。
■目覚ましの置き場所に一工夫
・目覚ましを遠くに置く(女性/31歳/金融・証券)
・枕の下に携帯を置いて、バイブと音で起きるようにしている(女性/30歳/通信)
音だけで起きるのが難しいという人は、携帯のバイブを活用してみては?
■アラームの効果を高める方法
・アラームの音楽を、自分の好きな曲にしてテンションを上げる(女性/22歳/情報・IT)
・目覚ましの音に慣れないように、定期的に音の種類を変えている(女性/27歳/建設・土木)
目覚ましを何段階にもかけているという人は多いはず。それでも起きられないなら、アラーム音やスヌーズの間隔を工夫してみるといいかも。
■大切なのはリズム
・平日は生活のリズムができているので、目覚ましをかければ普通に起きられる(男性/31歳/商社・卸)
・休日もなるべく平日と同じ時間に起きる(女性/33歳/団体・公益法人・官公庁)
「休日だ! 寝だめするぞ!」と思って起きる時間を大幅に遅らせると、体内時計が乱れて逆効果だそうです。
■朝日のパワーを活用して起きる!
・朝日を浴びて、体内時計が狂わないようにしている(女性/28歳/団体・公益法人・官公庁)
・カーテンを開けて寝る(男性/33歳/その他)
体内時計のサイクルは、なぜか一回りが24時間10分くらいなのだとか。毎日リセットしないと、1週間で約1時間のズレが生じます。リセットには、朝日を浴びるのが効果的だそう。
■最終的には気持ちの問題?
・寝る前に「明日は朝何時に起きる」と自分に暗示をかける(女性/30歳/団体・公益法人・官公庁)
・空腹状態で寝て、朝ご飯を楽しみに起きる(女性/31歳/食品・飲料)
朝食を楽しみに起きるという方法はなかなか楽しそうですが、果たして、空腹状態で眠れるかどうか......。
■絶対に寝過ごせないときの最終手段!
・目覚まし時計に携帯の目覚まし、家族に依頼の3段階で備える(男性/43歳/その他)
・昼寝をして徹夜する(女性/29歳/商社・卸)
「この日だけは絶対寝過ごせない!」というときには、こんな奥の手も。どうしても起きる自信がなければ、人に頼るのも良いかもしれません。
いつも二度寝をしてしまい、慌てて出勤しているという人もいるでしょう。毎朝間に合うかどうかヒヤヒヤしていては、余計なストレスが溜まりそうです。ゆとりを持って出かけるためにも、今回紹介した工夫を試してみてはいかがでしょうか?
文・OFFICE-SANGA 森川ほしの
調査時期:2015年1月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人500人(インターネットログイン式アンケート)
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