ついついマウンティングしてしまうこと「勤務先の知名度」「子どもの運動神経」

更新:2018/05/09

社会人ライフ

ついついマウンティングしてしまうこと「勤務先の知名度」「子どもの運動神経」

最近、暗に自分のほうが上だとアピールする「マウンティング女子」が話題になりましたが、女性にかかわらず、色々な場面で人と比べて一喜一憂してしまうことはよくありますよね。そこで、どんなときに自分と人を比べた経験があるのか? アンケートしてみました。

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Q.相手と比べて自分のほうが上だとアピールする「マウンティング」をしたことはありますか?

ある......64.8%
ない......35.2%

■実はマイノリティ「ない派」の意見

・特に比較はしない。意識はしているけど(男性/38歳/不動産)
・面倒だから(男性/33歳/生保・損保)
・以前は性格とか収入とかを比較していたが、それがかなり程度の低い、くだらない事だと気がついた。周りは気にせず、自分らしく人生を楽しむべき(男性/44歳/その他)

マウンティングをしたことのない人は、周りのことを気にしたり、優位性をアピールしても仕方ないと達観している人もいれば、気にしないように意識している人もいるようです。そのほうが、マイペースに生きられて幸せそうですよね。

では、反対に「ある」と回答した人に、どんなことでマウンティングしてしまうのか聞いてみました。

■年収やキャリアでは負けたくない!

・年収。世の中での自分の立ち位置はどうなのか知りたくなった(男性/33歳/学校・教育関連)
・勤務先の知名度(男性/25歳/その他)
・学歴。唯一のよりどころだから(男性/27歳/学校・教育関連)

それだけが人の価値ではないと重々わかっていても......。年収、勤め先の知名度、学歴など、社会的地位にかかわるものは、どうしても比較してしまいますよね。

■高級品を持っているかどうかがステイタス!

・どんな家に住んでいるか(男性/40歳/商社・卸)
・愛車の車格(男性/25歳/その他)
・腕時計。時計を見れば性格や経済状況がわかるので(男性/41歳/電機)

持ち物の高級さもマウンティング対象に。とくに、家や車、腕時計など高額なものは、一種のステイタスとして比較したくなるものです。

■年をとるほど、同世代と見た目で比べてしまう?

・私は体型に自信があるので、他人に負けたくないとマウンティングしてしまう(女性/27歳/機械・精密機器)
・体型。自分より太っているか見てしまう(女性/46歳/学校・教育関連)
・年齢が経つにつれ、若さの程度を比べてしまう(男性/35歳/情報・IT)

やはり気にしてしまう顔やスタイル。若いころは気にしなかったのに、年をとるにつれ同世代よりも「若く見える」ことを自慢したくなるようです。

■恋人や家族もアクセサリーの一部?

・恋バナになると自分の彼氏と相手の彼氏のかっこよさや収入を比べてしまう(女性/32歳/情報・IT)
・「結婚している or していない」、「子どもがいる or いない」について(女性/41歳/金融・証券)
・子どもの運動神経(女性/35歳/生保・損保)
・彼女がかわいいか否か(男性/35歳/学校・教育関連)

女性に多かったのが恋愛に関する「マウンティング」。晩婚化が進む今では、結婚しているだけでも相手に大きく優位に立てることも。また、子どもがいる人は、親同士で子どものマウンティング。子どもの優劣は、本人以上に親が気にしているのかもしれませんね。

■生活や趣味に関する「マウンティング」

・知り合いと旅行に行く頻度(女性/27歳/商社・卸)
・カルト映画など、趣味の世界で詳しい人間がいると、知識比べをしてしまう(男性/54歳/電機)
・車の運転のうまさ(男性/29歳/情報・IT)
・やりたいことをやっているか(女性/34歳/その他)

自分が楽しむ場所においても、人と比べてしまうのが人間なのでしょうか......。

多数の人がマウンティングをした経験を持っていますが、地位や容姿、能力で他人に負けたくないのは当然のことですよね。自分の得意なことならなおさらです。とはいえ、程度を超えると人に嫌われてしまいそうなので、ほどほどに。心の中で比べるくらいにとどめたほうがよさそうですね。

文●石橋アキ江

調査期間:2014年12月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人500件(ウエブログイン式)

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