■味のしみ込みやすいものはアリ
・「大根、練物はからしをつければ十分おかずとしていける」(男性/43歳/情報・IT)
・「もち巾着、ダイコン、卵、わかめなど、しっかりした噛み心地やおなかにたまるような感触があるもの」(女性/26歳/団体・公益法人・官公庁)
・「つみれやがんもどきなどの味と栄養がありそうなものならおかずでもよい」(女性/27歳/情報・IT)
練りものや大根、卵など、だしをたっぷりしみ込ませたものなら「おかず」認定されるようです。汁とご飯のコンビネーションもたまりませんよね。
■肉系はおかずになる・「鶏つくね。味も濃い目だし、肉だから」(女性/28歳/情報・IT)
・「すじ肉。牛丼のようなテイストで食べられるので」(女性/28歳/自動車関連)
肉系の具材は、おかずにならないわけがない! ほかにも、さつまあげのように煮物に入っている具材は問題ないという意見が見受けられました。
■炭水化物はNG
・「炭水化物じゃないもの。たとえばご飯と餅巾着だと炭水化物同士でおかずにならない。大根や昆布ならばおかずになる」(女性/21歳/小売店)
餅巾着は人気具材のひとつですが、炭水化物がメインなのでおかずにならないという意見も。五目煮のような巾着ならアリなのかもしれませんね。
今回のアンケートでは、「おでんはおかずになる」派の圧倒的な勝利となりました。「具による」と回答した人の意見も含めれば、「おでん=おかず」といえそうです。
ただし、日本にはさまざまなご当地おでんが存在する上に、家庭によっても味付けや具材が異なります。小さいころから親しんできた味を基準に「おかず」か否かを決めているのではないでしょうか。そう考えれば、人によって考え方が異なるのは当たり前。永遠に決着をつけられない問題なのかもしれません。
文・OFFICE-SANGA 藤井蒼
調査時期:2014年11月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人男女500人(インターネットログイン式アンケート)