インターネットが普及し、私たちの生活はとても便利になりました。必要な情報が簡単に見つかり、自宅にいながら何でも買える。さらに、SNSやブログといった楽しみも増えましたよね。ただ、便利なものほど、使い方を間違えると怖いものです。今回は、社会人が経験した「ネットで恐怖を覚えたこと」を紹介します。
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■個人情報流出!?
・名前を出さないまでも、自分が見たら自分だとすぐわかる書き込みをされていた(女性/37歳/人材派遣・人材紹介)
・ブログで知らぬ間に自分の居場所がばらされたとき(男性/28歳/医療・福祉)
・SNSで、勝手に自分も写っている写真を広範囲に公開されたこと。誰に見られるかわからないので怖かった(女性/27歳/その他)
知らないところで、自分についての情報や写真が公開されてしまう。これはたしかに、すごく怖いことです。しかし、ネットやSNSの普及によって、そういったことに鈍感な人が増えているのも事実......。
■意外な反響に驚き
・何気なく書いたブログの記事に対し、本気の抗議コメントが寄せられたとき怖かった(男性/42歳/機械・精密機器)
・ブログで旅先の紹介の記事を書いていて間違えた情報を書いたら、あっという間に訂正のコメントがたくさん届いた(男性/43歳/医療・福祉)
・何気なく書いた映画の感想をアップしたら、私の感想に否定的な意見の返事がいっぱいきた(女性/37歳/電機)
軽い気持ちでブログをはじめてしまうと、その反響に驚くことも。読み手がどのように受け取り、どんな反応をするのか。こればかりは、予想がつきません。
■ネットに潜む悪意
・自分に対する悪口と思われる、悪意のある書き込みをしていた会社の同期がいた(女性/31歳/医薬品・化粧品)
・友人に、彼女の悪口を言われた(男性/23歳/機械・精密機器)
ネットでコソコソと悪口を書き込まれるくらいなら、面と向かって言われた方がまだマシかも。
■オンライン協力プレイの怖さ
・集団で何かをするのに参加したら、昼休み中に急に仕事に出なくてはいけなくなり、突然オフラインにしなくてはならないことになった。オンラインにできる状況になり見てみたら、同じグループの見知らぬ人からもの凄い中傷をされていた。とりあえず、自分に非のある部分だけは謝罪のメッセージを送り、それ以来二度とやっていない(女性/31歳/医療・福祉)
オンラインゲームなどは、協力する仲間との関係でもめることも。ゲームに対する熱に温度差があると、こういったいざこざも怒ってしまいそうです。
■女性が感じたネットの恐怖
・プロフィールを女性に設定していたら、知らない男性からバンバンチャットの誘いが来た。面倒くさくてプロフィール設定を隠して、男性の名前にしておいた(女性/31歳/不動産)
・会ったこともない人と少しメッセージのやりとりをしただけで、勝手に彼氏面された(女性/25歳/金融・証券)
エスカレートすると、ネットストーカー化してしまう可能性も。相手の顔が見えませんから、ネットで人と交流する際は慎重に。
■出回ってしまった写真
・フェイスブックで友だちが、私の写真をプロフィール写真に使っていて、驚いたことがある(女性/31歳/学校・教育関連)
・嫌な写真をアップされ、タグ付けされ、恥ずかしい思いをした(女性/22歳/運輸・倉庫)
・友人が撮った写真に勝手にタグ付けされて全世界に公開された(女性/38歳/建設・土木)
便利な面もあるSNSのタグ付け機能。しかし、使い方によっては周囲の人に迷惑をかけてしまうこともあるため要注意です。
■まさかの炎上!
・自分に関連する話題で、掲示板が炎上した(男性/39歳/金属・鉄鋼・化学)
・友だちのブログが炎上したとき(男性/28歳/小売店)
芸能人のブログが炎上した、なんて話はよく聞きます。それなら他人事で済ませられますが、身近なところで起きるとかなり怖いでしょうね。
■ウイルス? イタズラ?
・面白そうなゲームをダウンロードしたら、ブラウザがどんどん新しいページを表示し続けて止まらくなり、焦った(男性/22歳/その他)
・動画を見ていたら急にブラウザが大量に立ち上がってきたこと。ウイルス系だと思う(女性/27歳/金融・証券)
・掲示板に貼られたグロ画像やウイルスのリンクを踏んでしまい、恐怖を覚えた事があります(女性/31歳/ソフトウェア)
ときには、パソコンがダメになってしまうようなウイルスもあります。ネットを利用するなら、ネットセキュリティの知識は必須です。
仕事でもプライベートでも、もはやインターネットは欠かせないツールに。多くの人が使う便利なものになったからこそ、マナーやルールは絶対に守らなくてはなりません。そして、自分の身を守るためには、正しい知識も必要。ネットは便利で楽しいけれど、そこには怖さもある。そのことは、常に忘れないようにしたいですね。
文・OFFICE-SANGA 森川ほしの
調査時期:2014年11月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人500人(インターネットログイン式アンケート)
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