大人のたしなみ? 「ひとりBAR」の楽しみ方「一人打ち上げ」「新しい知識や見識が広がる」

更新:2018/05/30

社会人ライフ

大人のたしなみ?  「ひとりBAR」の楽しみ方「一人打ち上げ」「新しい知識や見識が広がる」

ドラマや映画を見ていると、仕事を終えた主人公が行きつけのBARで軽く一杯......なんてシーンがよく出てきますよね。そんな「ひとりBAR」は大人っぽくて憧れますが、いざ自分が行くとなると、ちょっと勇気が必要。そこで今回は、社会人に「ひとりBAR」の楽しみ方を教えてもらいました。

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Q.一人でバーに飲みに行った経験はありますか?

 ある......43人(8.6%)
 いいえ......457人(91.4%)

「ある」と回答したのは、全体のわずか1割弱。やはり、「ひとりBAR」は先輩たちにとってもかなり高いハードルのようですね。実際に「ひとりBAR」を体験した人たちは、どんな感想を抱いたのか? まずはそこから見ていきましょう。

■大人気分を満喫

・なんとなく、大人になった気分になった(男性/27歳/学校・教育関連)
・静かに飲めて、いい気分になった(男性/40歳/食品・飲料)
・いつもより、大人になれた気がした(女性/25歳/医療・福祉)

この「気分」こそ、一人でBARへ行く醍醐味なのかも。少し背伸びをしてみたいときは、「ひとりBAR」がピッタリ!

■一人で行くからこその出会い

・一人で飲んでいても、知らない人と話が弾むと楽しくなる(男性/39歳/その他)
・自分のことを知らない人たちと話すと、新しい知識や見識が広がってよい(男性/33歳/機械・精密機器)
・おごってくれる人や、気軽に話しかけてもらえて楽しかった(女性/27歳/その他)

たまたま隣り合った人と会話が弾むことも。思わぬ良い出会いに恵まれることがあるかもしれませんね。

■マスターとの会話が醍醐味

・マスターが話し相手になってくれる(男性/30歳/情報・IT)
・たのしい。バーテンダーの人も一人飲みの人も、仲良くなれるところだった(女性/31歳/医療・福祉)

マスターの人柄に惹かれて、おひとりさまが集まってくるというバーも珍しくないようです。

■大切な一人の時間

・一人打ち上げ、反省会ができる。また、予定を整理したり、頭の中を整頓できる(男性/46歳/電力・ガス・石油)
・一人でゆっくり考えごとができる(女性/37歳/商社・卸)
・自分の時間を楽しめる(男性/35歳/小売店)

一人でぼんやりしたり、じっくり考えごとをしたりする時間は意外と少ないもの。そんな時間を作るために足を運ぶ人もいるようです。

このように、醍醐味はいろいろとある様子。ただ、初心者としては「本当に一人でも大丈夫?」というのが気になるところではないでしょうか。そこで、「ひとりBAR」を楽しむためのコツを聞いてみました。

■ポイントは「行きつけ」

・なじみの店があると楽しめる(男性/35歳/小売店)
・行きやすい店を探して、常連になるとよい(女性/38歳/マスコミ・広告)
・通ってお店の人と仲良くなる(女性/37歳/商社・卸)

はじめての「ひとりBAR」は緊張するもの。しかし、行きつけのお店ができてしまえば、次第にリラックスできる空間になりそう。

■お店選びのコツ

・女性の場合は場所を選ばないと、男の酔っ払いに絡まれる(女性/29歳/通信)
・あんまりグループ客がいない店を探す(女性/31歳/マスコミ・広告)

ネットで口コミなどをチェックして、「一人客が多い」「女性客多数」といった店舗を探すと良いかもしれません。

■注文が不安......という人は?

・とりあえず、メニューを見なくても頼めるカクテルを覚える(男性/27歳/学校・教育関連)

メニュー表がないBARも珍しくありません。一杯目に何を頼むのか、前もって決めておくと困らないかも。ごく一般的なカクテルや、ビールがオススメです。

■気楽にGO!

・何も考えないこと(男性/30歳/情報・IT)
・初心者なら知ったかぶりしないで、素直になんでも聞けばいい。それで迷惑そうな顔をされたらその店が悪い。泥酔はしない(女性/32歳/小売店)
・特に構えず、気楽にいけば、それで楽しい(男性/55歳/団体・公益法人・官公庁)

「メニュー表がなかったらどうしよう」「一人で行って楽しめるのかな......」といろいろ不安もありますが、案ずるより「行く」が易し?

■マスターと話そう!

・まずはマスターと仲良くなる。そして常連さんを紹介してもらうこと(女性/27歳/その他)
・マスターに酒のことなど、さまざまな雑学を聞く(男性/46歳/電力・ガス・石油)

マスターは接客のプロ。アレコレ考えず、とりあえずカウンターに座れば、良きに計らってくれそうです。

一人の時間を楽しんだり、大人気分を味わったり、思わぬ出会いがあったり。お酒を飲むための場所ですが、どうやら醍醐味はほかにもたくさんあるようです。「ひとりBAR」に抵抗があるという人も、行ってみたら意外とハマるかも? 皆さんも「ひとりBAR」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

文・OFFICE-SANGA 森川ほしの

調査時期:2014年10月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人500人(インターネットログイン式アンケート)

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