家賃や食費、光熱費など、毎月なにかとお金がかかるもの。限られた収入の中でやりくりするのは大変ですが、それぞれの比重は人によって違うのではないでしょうか。そこで今回は、生活費の中で一番お金をかけているものを社会人に聞きました。
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社会人になって「想像よりお金がない」と感じている人は約5割「生活費がかかる」
1位 食費......183人(36.6%)
2位 趣味......80人(16%)
3位 家賃......76人(15.2%)
4位 交際費......62人(12.4%)
5位 買い物......57人(11.4%)
6位 通信費......12人(2.4%)
7位 光熱費......7人(1.4%)
8位 その他......23人(4.6%)
1位はやっぱり「食費」でした。生きていく上ではとくに欠かせないものですよね。次いで趣味、家賃という結果に。それぞれの理由を見ていきましょう。
■コンビニ、デパ地下、ランチ......ついかかってしまう食費
・帰り道にデパ地下があって買ってしまう(男性/25歳/団体・公益法人・官公庁)
・コンビニとかでちょこちょこ買っているものを含めると結構な額になると思う(女性/24歳/人材派遣・人材紹介)
・食べることが大好きで、外食したり新しいケーキ屋さんを見つけたりについつい使ってしまう(女性/31歳/食品・飲料)
・食べたいものは高くても食べる! 調理はしない! がモットーなので(女性/32歳/情報・IT)
・毎日ちゃんと良質なものをしっかりバランス良く食べているため(女性/29歳/情報・IT)
毎日のランチをはじめ、コンビニでお菓子を買ったり、カフェに通ったり......。日々の積み重ねによって、かなりの金額になるのでは? 自炊をしても、良い食材をバランスよくと考えると、意外とお金がかかります。
■趣味にお金をかけたい!
・模型やCD、DVDなどいろいろと集めてしまうため(男性/21歳/情報・IT)
・ライブに行くのが趣味なので、好きなミュージシャンのツアーがある年になると、チケット代、交通費、宿泊費で10万円以上は使う(女性/22歳/医療・福祉)
・習い事。茶道と英語と中国語(女性/22歳/生保・損保)
・フットサルに週3で通っていたら毎月3万円ぐらいかかる(男性/35歳/機械・精密機器)
・学校費用。資格が取得できるから(女性/46歳/医療・福祉)
ツアーや舞台好きとなると、交通費や宿泊費、チケット代がかさみます。習い事代もばかにはなりませんが、ストレス発散や自己投資と考えればいずれプラスになるかも?
■やっぱり高過ぎる家賃
・セキュリティがしっかりしたところに住みたかったから、家賃が一番(女性/29歳/金属・鉄鋼・化学)
・駅に近いアパートかつ防犯目に優れているアパートに住んでいるため(女性/25歳/医療・福祉)
・東京は家賃が高すぎる(男性/45歳/クリエイティブ)
・同棲のために借りた家の家賃を一人で払うにはすごく高い(男性/30歳/マスコミ・広告)
・3万5千円だけだけど、数少ない出費の大半を占めている。食費も光熱費も3万円に届かない(男性/33歳/情報・IT)
家賃に8万、9万......と、給料の大半を払っている人が多かったです。セキュリティや立地、利便性を考えるとそれなりにしてしまいまうのは仕方ないのでしょうが、東京は高すぎるという声にも共感。
■縁にもつながる交際費
・縁とか付き合いは削れないもの。失ってしまうとまた築くのに時間がかかるから、そこだけは削らないようにしている(女性/28歳/その他)
・誘われた飲み会は極力行くよう心掛けている(女性/26歳/学校・教育関連)
・友人の結婚式などが重なるとあっという間に金欠になる(女性/31歳/マスコミ・広告)
飲み会、結婚式とお金のかかる交際費。とはいえ、友人との気の休まる時間を過ごせたり、職場の人との関係作りができたり、いい機会でもあります。つながっていく縁を考えると、削るのは寂しいような気がします。
■ファッションにこだわる人も
・服を買うことが好きなので、ファッション代に毎月2万円くらい使う(女性/25歳/アパレル・繊維)
・毎月、2〜3着は新しい物を買ってしまうから。セールを見つけては、洋服を大量に買う(女性/32歳/情報・IT)
・スキンケア、ボディケア、ヘアケアなどのお金はケチりたくないです(女性/30歳/建設・土木)
・美容。お化粧品、リラクゼーションエステ、美容家電や器具などにお金をかけてるな〜と思う。お化粧品は「かけている」というより、むしろ「かかっている」が正しいかな。家計簿をつけていますが、円グラフにすると「美容・健康」項目が全体の50%〜とかいう時もありました(笑)(女性/41歳/金融・証券)
ファッションに毎月2万円とは! 使いたくても、なかなか使えません......。スキンケアやボディケアは数年後にもつながることを考えると、しっかりキープしておきたいですね。
■自分以外のことにお金をかける
・自分のことよりもペットにお金をかけてしまいます(女性/22歳/小売店)
・車のローン、保険、ガソリン代を考えると走る距離には全く見合っていないけど、好きなので仕方ないとあきらめている(男性/43歳/情報・IT)
ほかにも教育費や子どもの買い物、保険など、家族が増えると自分以外のことにお金をかけている人が多かったです。
何にお金をかけるかは、「何を大事にしたいか?」につながっているようです。趣味でも外食でも遊びでも、自分が好きと思えることにお金をかけられるのは幸せなことですよね。一方で、つい無駄遣いをしてしまう人も少なくないようです。これを機に、自分は何を大事にしてお金をかけるか、どの部分を削れるか考えてみるのもいいかもしれません。
文・OFFICE-SANGA 宮野茉莉子
調査時期:2014年8月
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