「愛する人」と「愛してくれる人」、どちらと結婚したい? 愛してくれる人:79%「愛してくれればお返しができる」

更新:2018/06/22

社会人ライフ

「愛する人」と「愛してくれる人」、どちらと結婚したい?  愛してくれる人:79%「愛してくれればお返しができる」

恋愛は自分が好きな人としたいものですが、結婚となると「愛してくれる人」とした方が良いと言われていますよね。愛する人と愛してくれる人、どちらと結婚した方が幸せになれるのでしょうか。社会人に聞きました。

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Q.相手の気持ちが強く自分のことを愛してくれる人と、自分の愛する気持ちの方が強い相手、どちらと結婚した方が幸せになれると思いますか?

 愛してくれる人......395人(79%)
 愛する人......105人(21%)

なんと約8割が「愛してくれる人」と結婚したいと回答。やはり恋愛と結婚では、相手を選ぶ基準が違うのでしょうか? 理由を見てみましょう。

■相思相愛になれる

・自分の愛着はそのうちわいてくるが、相手の想いは変えることはできないので、相手が愛してくれた方が幸せになれるとおもう(女性/22歳/学校・教育関連)
・愛してくれる人がいると、幸せな気持ちになれるし、自分からも何かしてあげたいと思うようになるから(女性/31歳/食品・飲料)
・愛してくれれば、その返しはできるけど、愛するのはその返しをしてくれる保証がない(女性/29歳/小売店)
・自分がどちらかと言えば淡白なので、相手から感情が来ないと続かなさそう(女性/28歳/機械・精密機器)

まず「愛してくれる人と結婚したい」人たちは、愛されれば自分も愛せる様子。愛されることで、愛情が芽生えるのですね。愛するだけでは、見返りまでは求められないのも確かです。

■不安なく平穏に過ごせる

・自分の愛する気持ちの方が強いと、相手の心が離れないように努力したり気を遣ってばかりで疲れそう。愛されている方が頼ることもできるし、一緒にいて心も落ち着いて安心した生活ができそう(女性/23歳/団体・公益法人・官公庁)
・浮気・不倫の心配がなさそう(男性/41歳/電機)
・裏切らないだろうし、裏切ってくれりゃすっぱり切る(女性/32歳/小売店)
・心に余裕をもって相手に接することができそう(女性/31歳/生保・損保)
・「愛する」ことも大事ですが、私の場合「愛されている」と感じることは日々の心の平穏に直結する。彼だけは何があっても私の味方、と思う信頼感を与えてくれる感じがする(女性/41歳/金融・証券)

「愛する」側だと浮気の不安も絶えませんが、愛されていれば嫉妬や気遣いの不安は減ります。長い結婚生活や子育てを考えると、日々の平穏やゆとり、安心感は大事ですね。

■ガマンも少なく、優しくなれる

・愛していれば我慢できるけど、愛されているほうが我慢が少ないと思うから(女性/28歳/金融・証券)
・愛する気持ちの方が強いと頑張り過ぎて、相手に負担になりそうです(女性/31歳/ソフトウェア)
・愛してくれる人の方が自分を大切にして頑張ってくれるから、結婚しても苦難を乗り越えようと動いてくれると思うから(女性/25歳/金融・証券)
・自分のことを大切にしてくれる人は家族も大切にしてくれると思うし、大切にされていると自分も自分自身のことを大切にすると思うので(女性/31歳/金融・証券)
・愛されていれば相手にやさしくできる→やさしい気持ちでいると幸せ(女性/43歳/金属・鉄鋼・化学)

愛されることで「自分のガマンが減る」「優しくなれる」という声も。相手の愛情が強い分、自分がガマンすることは減りそうですよね。一方で、愛しているとは言えど「釣った魚にえさはやらない男子」がいることも確かではあります......。

■愛情が長続きする

・自分の気持ちが強いほうが長くやっていける(女性/49歳/学校・教育関連)
・冷めやすいので、いつまでも愛し続けられる人だと幸せな生活が送れそう(女性/31歳/ソフトウェア)
・それだけ思える人ならずっと一緒でも嫌いになることなく一緒にいられる幸せを感じていられると思うから(男性/26歳/医薬品・化粧品)
・愛してくれる人だと心変わりの可能性があるから(男性/37歳/金属・鉄鋼・化学)

「愛する人と結婚したい」人たちは、自分が愛する方が長続きするという意見。誰と結婚してもいずれ相手の短所は目に付きますが、愛する人の短所なら、飲み込みやすそうです。

■好きだからこそガマンできる

・自分の気持ちが無いと続かないと思う いろいろ我慢しなければいけない場面があり、それには気持ちが必要だと思うので(女性/31歳/情報・IT)
・好きじゃないと尽くせない。結婚したら理不尽なこともあるから(女性/28歳/その他)
・愛する方が満足度が高いから。何でも許せそうだから(女性/28歳/その他)
・好きな人なら、たいていのことは許せるし我慢も努力もできる。好きじゃない人だと、相手がどれだけ頑張ってくれても、小さなことに不満を感じる(女性/28歳/その他)
・自分が好きだから何かしてあげたいという気持ちが大きい方が、自分からいろいろできるかと思うから(女性/32歳/学校・教育関連)

結婚したら理不尽なことはもちろん、ケンカや急なトラブルも避けられません。好きじゃない相手では自分を抑えるのはつらいですが、好きな相手だとガマンしようという意欲がわきます。

■自分次第で幸せになれる

・相手に何かを求める限り、永遠に満たされることがないので、自分が愛するほうがいい(男性/47歳/アパレル・繊維)
・自分の気持ち次第で幸せになれる気がします(男性/34歳/学校・教育関連)
・その人の性格にもよると思うが、自分はこちら。ずーっと強い気持ちを持っていたほうが、人生楽しそう(女性/24歳/情報・IT)
・幸せになるなら、自ら行動する方がなれそう。受け身だと、結婚しての幸せを築くのは難しそうなイメージ(女性/22歳/金融・証券)
・自分で自分のことを調整できた方が上手くいきそうだから(女性/30歳/食品・飲料)

能動的な方が、自分次第で感情のコントロールをできます。自分で行動して幸せを掴むのが好きなタイプは、愛する人と結婚する方が向いているのでしょうか。

コメントを読んでいると、愛されることでその人を愛せる人と、自分から愛する方が向いている人にわかれているよう。どちらの方がココロの平穏が保てるか、ということも結婚生活を考えると大切でしょう。あなたはどちらがいいですか?

文・OFFICE-SANGA 宮野茉莉子

調査時期:2014年8月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:20歳から50歳の社会人500人(インターネットログイン式アンケート)

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