職場にフレッシュな新入社員が来る季節ですね。迎える側にとっても、新入社員が来ることは、実は一大イベント。「どんな子が入ってくるのかな」とちょっぴり期待している人もいるかもしれません。だからこそ、新入社員の一挙手一投足に注目が集まり「仕事はできそう?」「性格は?」と鋭いチェックが入ります。そこで今回は女性社会人509人に、男性の新入社員が入社してきたら、まず何をチェックするかを聞いてみました。
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Q.男性の新人が入社してきたら、まず何をチェックしますか?
あいさつができているか......42.6%
気が利くかどうか......22.8%
話を聞くときメモを取っているか......8.6%
敬語が正しいかどうか......8.2%
雑用を快く引き受けているか......7.7%
デスクがキレイに保たれているか......3.7%
ネクタイの趣味......2.8%
その他......3.5%
やっぱりあいさつが基本!
社会人としての基本である「あいさつができているか」を挙げた人が約4割を占めました。たかがあいさつ、されどあいさつ。朝一番の「おはようございます」の一言だけで、その人の他人に対する姿勢や信頼の築き方が分かるといいますよね。何かをしてもらったときの「ありがとうございます」など、当たり前といえば当たり前の「あいさつ」にこれだけチェックが入っているということは、きちんとできていない人が意外に多いという表れなのでしょうか......。
気が利く人は評価が高い!
次に多かったのは「気が利くかどうか」。気が利く行動がとれるということは、周囲の状況にも気を配れているということ。コピーしようとして席を立った先輩に「コピーしましょうか?」とタイミングよく言えるなんてことができると、好感度はかなり上がりそう。みんながバタバタと忙しそうにしているときに、たとえ戦力にならなくても「何かお手伝いできることはありませんか?」と言える人と、さっさと一人で帰ってしまう人には雲泥の差がありますものね。
あとは「話を聞くときにメモを取っているかどうか」「敬語が正しく使えているかどうか」「雑用を快く引き受けているかどうか」も比較的チェックされているポイントのよう。要は、先輩に敬意を持ってどんな仕事でも前向きに取り組んでいるかどうかを見ているのだと思います。
服装は大目に見てもらえそう!?
一方、デスクの整理整頓やネクタイの趣味をチェックしている人はかなり少数派でした。服装などはよほど乱れていなければ、「新人くんだからまだ慣れていないのね」と大目に見てもらえるポイントなのかもしれません。
以上を見てみると、お姉さまがたのチェックはそれほど厳しいものではないような気がしますが、どうでしょうか? 新入社員を迎えるときには誰しも「できればいい先輩として一緒に良い仕事をしたい」と思っているはず。新入社員のみなさん、先輩たちの期待を裏切らないでくださいね!
文●桜糀はな(エフスタイル)
調査期間:2014年2月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人女性509件(ウェブログイン式)