手の平サイズのプロジェクションマッピング! 『ハコビジョン』が食玩である理由とは?

2014/04/11

新生活・準備

手の平サイズのプロジェクションマッピング! 『ハコビジョン』が食玩である理由とは?

建物などに映像を映し出し、スクリーンよりも立体的に、さまざまな効果を生み出していく新しい映写方法、プロジェクションマッピング。その感動を自宅で味わえる『ハコビジョン』なる食玩が人気だ。

2013年11月に株式会社バンダイから発表されるやいなや注文が殺到。1月27日の発売以降も売れ続け、amazonや楽天といったネット通販では売り切れ状態に。この4月14日には、第二弾としてガンダムの映像をパッケージした『ハコビジョン MOBILE SUIT GUNDAM』が発売されるが、こちらも話題となることは必至。食玩といえば、子どものおもちゃというイメージがあるが、『ハコビジョン』は老若男女を夢中にさせている。そのヒットの秘密と、食玩というジャンルの可能性について、開発者であるバンダイのキャンディ事業部、三原飛雄馬氏に話を伺った。

—まず『ハコビジョン』をまったく知らない人にどういうアイテムなのか解説してもらえますか?

「『スマホを使って楽しむ驚愕映像体験』、『世界初のエンターテインメント玩具菓子』と我々は呼んでいます。具体的には箱のなかにフィギュアと透明なプレートをセットして、スマートフォンで二次元コードから映像にアクセス。箱の上にスマートフォンを置くことで、フィギュアに映像が写し出されるというものです。ちなみに、第一弾は東京駅と東京国立博物館のフィギュアでしたが、第二弾はガンダムとザクIIになります」

—プロジェクションマッピングを楽しめる食玩というのは、かなり斬新なアイデアですが、どういったところから発想したのでしょう?

「2012年に東京駅のプロジェクションマッピング『TOKYO HIKARI VISION』を見た感動からです。ただ駅に映像を映しているのではなく、建物が動いて見えるなど、視覚的な効果がもう魔法のようでした。一方で、人が多くて『もっと正面からゆっくり楽しみたいな』と思ったんです。そこで食玩なら家で楽しめるだろうって(笑)」

—アイデアもすごいですが、実際に見てみると『ハコビジョン』は映像もおもちゃとは思えないぐらい本格的ですよね?

「じつは映像は、実際に『TOKYO HIKARI VISION』を担当したNAKED Inc.という映像制作会社様にお願いしているんです。実際に東京駅でのイベント時の映像をリサイズしたり、編集したりしていただいたので、本格的というよりも、本物ですね」

—『ハコビジョン』の中身を考えると500円(税抜)という単価は安いですが、一方で食玩というジャンルのなかでは高価です。食玩というかたちにこだわった理由はなんですか?

「通常の玩具だと売り場は、おもちゃ屋さんやデパートの売り場などに限られます。それが食玩となると、スーパーやコンビニなど、販売のチャンネルが格段に増えるんです。必然的に販売する数が増えるので、1個あたりの単価も抑えられますし、多くの人に手に取っていただけます」

—なるほど。食玩にそんなメリットがあるのは知りませんでした。

「自分も今の仕事を始めてから知りました(笑)。じつは食玩という文化は、日本オリジナルなんです。ですから、まだ海外市場は未開拓。これからいくらでも広がっていく可能性を秘めた商品ジャンルと言えます」

—『ハコビジョン』も今後海外進出を考えていますか?

「現時点では、まだ第二弾の発売前なので、今後について具体的には言えませんが、アイデアはいくらでもありますし、ほかの企業などからも『ハコビジョン』をメディアにした提案をたくさんいただいています。ですから、ぜひ期待してください!」

文●村上陽一

画像:(C)東京ミチテラス2012

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