【女子の世論調査】 ボーダーラインはどこまで!? 新人女子の服装チェック

更新:2018/07/23

身だしなみ・ビジネスアイテム

【女子の世論調査】 ボーダーラインはどこまで! 新人女子の服装チェック

女子の間で「これは定説でしょ」と言われているネタ、最近HOTなトピックス、気になるけど身近な友だちには意外と聞けないアレコレ。そんな「女子世論」のリアルを、女子会プロデューサー「ゆきねぇ」こと木原悠紀子が女子会で裏取り調査を実施! 女子の「ホントのところ」を探ります。

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【今回のお題】

「新人女子の服装を先輩社会人たちはどこまで見ているの?」
いよいよ新生活突入までカウントダウン。
社会人デビューの準備もラストスパート! なタイミングだと思います。

そんな不安と期待が入り混じるこの時期、
フレッシャーズ女子にとって、大きな悩みのタネのひとつが、
「会社用の服、なにを買ったらいいか」問題。
入社式や研修期間はみんな一緒のスーツでよくても、
配属後となると、そうはいかないですよね。

いったいどんな服装が、新社会人としてセーフなのか。
もっとひらたく言っちゃえば、「どんな服装だったら、先輩女子に目をつけられずに済むか」。

そこで、まずは先輩社会人が、どこまで新人女子の服装を気にしているのかをリサーチ!
まずは一般的な「世論」を検証してみたいと思います。


Q.新人女子の服装チェックをしていますか?

している 36.7%
していない 63.3%

アンケート調査では、「していない派」が「している派」を上回る結果になりました。

とはいえ、意識的にチェックまではしていなくても、まったく気にしていないかというと、「本当?」って疑問に思いますよね。

では、そんな先輩たちの職場ではどうだったのか? 聞いてみました。

【女子会で先輩社会人のリアルボイスを聞いてみました!】

(営業女子・Aさんの体験談)

某広告会社で営業をしている女子の話。
営業職はお客さんの前に出ることが多いので、ドレスコードは厳しめのよう。
特にクライアントに年配の人が多い場合は、新人の間は控えめカラーであろうとネイルはしない方がいい。

また、服装は最初の数ヵ月はスーツ着用で過ごし、慣れてきてお客様との関係性ができてきた頃にジャケットスタイルに変えていくとのこと。
ジャケット着用時でももちろんデニムやハデ色スカートなどのカジュアル服はNGで、色もベーシック系や淡めカラーでまとめるのが無難。

なるほど、「ザ・働く女子」なドレスコードですね。


(内勤女子・Bさんの体験談)

内勤をしているBさん。人前に出ることが少ないので、オフィスのドレスコードはそんなに厳しくないほう。ハデすぎなければヘアカラーもネイルもOKだし、トレンド服だって着ても問題ないです、と彼女談。

「ここまでやっちゃうとNG!」とかボーダーラインってあるの? と聞くと、「強いて言えば、ノースリーブなどの露出は控えるとか、短すぎるスカートやショートパンツはNGかなあ。
あと、歩くときカツカツしてうるさいから、かかと部分がない靴もダメっていう人もいる」との答えが。


(アパレル女子・Cさんの体験談)

こちらは、大手アパレル会社で新人教育を担当していた女子の体験談。
「職業柄、特に制限ないよ! ドレッドとか赤モヒカンとか全然いたし......」。

え、本気ですか? 一瞬度肝を抜かれて、さすがに入社式からそんな子はいないでしょ、と聞いたら

「ううん、最初からいたよ」と、なんと驚きの返し(笑)。

もし私、自分の部下がモヒカンであまつさえ刺青入りとかだったらまず恐怖で泣く!

ええと、最後はちょっと話がそれましたが(笑)、会社や職種によって結構差があるようですね。

私は、会社をつくる前は普通に都内で会社員をしていたのですが、内勤と営業だと、やはりドレスコードの厳しさに差がありました。

最初にあげた営業女子のケースだと、「最初はスーツで!」という明確な判断基準があるから、そんなに困らないような気がしますけど、一番判断に迷うのは「そんなに厳しくないゆるいほう」と言われている職場で、どこまで自分のおしゃれをしていいか、ということだと思うんですよ。

このシーズンになると、女性誌で「春のオフィスファッション」などの特集が組まれたりしますが、モデルさんが結構短いスカートをはいてたりしますよね。

「メディアが押してるんだから、世の中的にも大丈夫だ!」と思いこんで、実際同じような長さのものを履いていったら「短すぎ!」と先輩女子に怒られたことも、私自身何度かありました(苦笑)。

解決策として、女子たちの意見で一番多かったのは、先輩のファッションを参考にすること!

それも1〜2年くらい上の年次が近い人がいいようです。
ひとつ上の先輩たちは、つい最近厳しい目をくぐり抜けた人たちですから、これならOK、これならNGというボーダーラインを分かっています。

「私が入社する会社、年次が近い先輩がいないんです......」
「そもそも女性がほとんどいなく、男性しかいないんです...・・・」

なんて場合は、そうですね。

女性誌で特集されている「彼ママに挨拶に行くときのファッション」を参考にしましょう。

適度なフレッシュさとかわいらしさを兼ね備え、彼ママの厳しい目をくぐりぬけることを一番の目標としてスタイリングされている「彼ママ受けファッション」は、年上ウケのテッパン。

年次が上がってもう着なくなったら、今度は本当に彼ママに挨拶に行くときに着ればOK!

......なるべく早めにそうなることを祈っております。

文●木原悠紀子

調査時期:2014年2月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:19〜25歳の学生・社会人295人(インターネットログイン式アンケート)

プロフィール: 木原悠紀子
女子会プロデューサー。女子会から起業した女性起業家。女子企画制作の専門会社、株式会社ガールズスタイリング代表取締役。会社員時代に、OL50人以上で企画&プロデュースをするプロジェクトブランド「働く女子みんなでつくるGIRLSBAG」を発足、現在はブランド代表を務める。ブログはほぼ毎日更新中。 http://girlsbag.jp/

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