マナーとは、人が気持ちよく過ごすためにみんなが心がけるべきことです。ルールではありませんので、たとえ守らなくても、罰を受けることはありません。でもそれをいいことに、自分勝手に振る舞うのはいただけません。特に、インターネット分野のような日々新しいサービスが生まれ、すぐに常識が変わるこの世界では、一人ひとりのマナーが大切です。その最たる例が、インターネット上の社交場、SNS。今回は、「SNS上で見たマナー違反」についてアンケートしました。
▼こちらもチェック!
炎上、さらし、悪口大会......ネットで恐怖を覚えたこと「友だちが私の写真をプロフィール写真に」「ネトゲで説教」
●カメラマンが撮った芸能人の写真をUPしているにもかかわらず、自分の撮った芸能人の写真の著作権を主張する人。自分の著作権を主張したいならほかの人の著作権も守らなきゃダメだと思う(女性/32歳)
おっしゃるとおり。さらに付け加えれば、芸能人の肖像権の問題もありますね。
●集合写真を全体に公開する状態で掲載する。本人はいろんな人に見てもらいたくても一緒に写っている人の中にはそれを嫌がる人もいるだろう(男性/24歳)
それぞれにどんな事情があるかわかりません。自分にとっては楽しい思い出を無邪気にアップしているだけでも、他の人に無理を言ってスケジュール調整をした、なんて人がいるかもしれません。
●書いた内容ではなく、人格に対する批判をすること(女性/27歳)
欧米人に比べて日本人は口論になると、議題とは関係ない人格批判に発展することが多いのだとか。建設的な議論ならいいのですが、こうなってしまうとケンカになりますね。
●明らかに知らないだろうと思われる人を、携帯のカメラで撮って話題づくりしている(男性/26歳)
「電車でこんなヤツいたwww」みたいなものでしょうか。こういう人は、友達に話す感覚とSNS上にアップロードすることの違いがわかっていないのでしょうね。ITリテラシーの低さをアピールしてるようなものです。
●ゴキブリとかの写真をUPする(女性/35歳)
「ホイホイにこんなに捕れてるよ!」ですか。非常に人を選ぶネタですね。どんな人が見ているかわからないSNSにはやはり適さないでしょう。
●当人に直接言えばいい憤りをSNSにあげること。読んだ人間みんな嫌な気分になる(女性/24歳)
「あいつまじムカつく、いつかぜってぇぶん殴ってやる」といっている人に限ってぶん殴りません。こんなものは日記でやってほしい内容ですね。
●人の意見をそのままコピペして自分の意見のように話すこと(女性/27歳)
とても簡単に悦に入ることができます。マナー違反というよりは、バレたときに最高にダサいのでやめたほうがよさそう。
●遊びのネット空間なのに、本気でキレる人(男性/34歳)
本気でキレさせることをしたあなたにも問題はありませんでしたか? そうでなくてゲームなどでキレているのだとしたら、その人が幼稚なんですね。ほっときましょう。
●友達が、恋人の元恋人に嫌がらせの書き込みをされていた(女性/25歳)
簡単に繋がってしまうSNSの怖さが出ていますね。
●RTマン(男性/30歳)/しつこいリプライ(女性/27歳)
つまらない目立ちたがり屋や、他人の視線を意識しない無礼者は、いつの時代もうるさいものです。
●職場や実名等を出して悪口や批判をすること。みっともない(男性/34歳)
本人が実名登録でないのだとしたら、卑怯な感じがします。
●有名人がいちいち一般人に絡んでくる(男性/35歳)
有名人VS一般人となった場合、たくさんファンがいる有名人のほうが有利ですよね。人気者は力の使い方を誤らないでほしいです。
●自分の子供の写真を毎日投稿する(女性/28歳)
筆者の個人的な見解ですが、「毎日」となると見ていて楽しいのは親戚くらいなので、あまりSNSには適さないのではないでしょうか。マナー違反と言うのは厳しすぎると思いますが......。嫉妬もあるのかもしれません。
●人の不幸を面白おかしく書くこと(女性/24歳)
不幸を笑っていいのは本人と、その経験を共有する人だけです。それこそ人付き合いの基本マナーだと思います。
筆者の場合、中学までの地元の友人と高校の同級生、大学の部活のメンバー、新卒で入社した会社の同期、転職先の同僚や上司など、それぞれの集まりによって微妙に立ち位置やキャラクターが変わる(少なくとも本人はそう思っている)ので、全員とつながっているSNSではやりにくいことこの上ありません。さらに、自分が発言するときには、つながっているすべての人の気持を考えて、なおかつせっかくならおもしろい投稿をしなければいけないと思うと、ひとつ投稿をするだけでも疲れ果ててしまいます......。とまあここまでは大げさだとしても、SNSには目には見えない、いろいろな暗黙の了解があるようです。それがわからない人は、近づかないほうがいいのかもしれません。みなさんが考えるSNSマナーは何ですか?
文・オリスリス
アンケート:フレッシャーズ調べ(SNSの利用経験がある社会人265名)
調査期間:2014年2月
2024/11/24
【給付型奨学金】国内外の大学院にて博士号を取得したい社会人学生が対象『FASID奨学金プログラム』※2025年1月20日締切
2024/11/12
2024/11/04
2024/09/27
2024/09/26
社外との日程調整にストレスを感じている人に!面接・商談・会議・接待などの日程調整で活躍するツール #Z世代pickフレッシャーズ
いつでもわたしは前を向く。「女の子の日」を前向きに♪社会人エリ・大学生リカの物語
社会人デビューもこれで完璧! 印象アップのセルフプロデュース術
かわいい×機能性がつまったSamantha Thavasa Petit Choiceのフレッシャーズ小物を紹介! 働く女性のリアルボイスを集めて開発された裏側をレポート
【診断】セルフプロデュース力を鍛える! “ジブン観”診断
ウワサの真実がここにある!? クレジットカードの都市伝説
視点を変えれば、世の中は変わる。「Rethink PROJECT」がつたえたいこと。
忙しい新社会人にぴったり! 「朝リフレア」をはじめよう。しっかりニオイケアして24時間快適。
実はがんばりすぎ?新社会人『お疲れ度』診断
あなたの“なりたい”社会人像は? お仕事バッグ選びから始める新生活