【約半数の男子が、お母さんに贈り物をしている】Q.誕生日や母の日に、お母さんに贈り物をしていますか?毎回欠かさずしている......15.7%
なるべくしている......22.9%
時々はしている......11.9%
あまりしていない......26.6%
したことがない......22.9%
続いて、記念日にお母さんに贈り物をしているかどうかも聞きました。「毎回欠かさずしている」人は15.7%ですが、「なるべくしている」人、「時々はしている」人をあわせると、50.5%とほぼ半数に。
「したことがない」人、「あまりしていない」人もいるものの、約半数の人は、毎回でなくても、お母さんに、プレゼントで感謝の気持ちを伝えている様子。
また、お母さんに対してどんな気持ちを持っているか聞いたところ、「常にどういう状況か知っておきたい」、「できるだけいっしょにいたい」など、女性が聞いたらちょっと引いてしまうようなマザコン発言はごく一部。多く挙がったのは、「尊敬している」や「心配している」といったお母さん思いの息子らしい気持ちでした。
これらの調査結果から、最近の社会人男子の大半は、お母さんに依存するようなひどいマザコンではないけれど、息子として正常かつ常識的な範囲でお母さんを慕い、大事にしているプチマザコンと言えるのではないでしょうか。
【実は結婚相手向き!? マメで女性に優しいプチマザコン】ところで、マザコン度がどこまで進むと、女性にとっては付き合いづらいマザコンになるのでしょう。救いようのない重度のマザコンと、問題のない軽度のマザコンとの違いは何なのでしょうか?
精神科医の和田秀樹氏は、著書『マザコン男は買いである』(祥伝社)の中で、マザコンにも「悪いマザコン」と「いいマザコン」がいると述べています。「悪いマザコン」とは「子どもが親よりも心理的に下にいる(支配されている)ケース」で、いくつになっても何でも母親の言う通りにする人。それ以外の「いいマザコン」の場合、最初は母親の立場が強くても、大人になると「子どもが心理的に上」になり、母親を心配し、親孝行をするようになると言います。
この説に従うと、お母さんを心配してマメに連絡をとったり、記念日に贈り物をしたりする程度なら、問題はないと言えそうですね。
「マザコン」と言うと何かと悪いイメージで語られがちですが、お母さんを大事にすることは基本的にはいいこと。それに、お母さんを思いやれる男性なら、彼女や奥さんにも優しくできるはずです。度が過ぎない「プチマザコン」男子は、案外、理想の男性像と言えるかもしれません。
文●本居佳菜子(エフスタイル)
調査期間:2013/6/26〜2013/6/27
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