「薄毛・ハゲ研究会」「ニキビ同好会」「ろうそく部」大学の新歓で出会った変なサークル

更新:2016/07/14

社会人ライフ

大学が新入生でにぎわう季節。入学してすぐ、キャンパスのあちこちで先輩学生からのサークル勧誘にあってこまった経験のある人も多いはず。なかには、何をしているか分からないサークルや、怪しい部活動もありましたよね。そこで、新歓で見かけてびっくりしたり、不思議に思ったサークルの思い出を社会人男女に聞いてみました。

■看板に偽りあり

・「でぶ」サークル。太るサークルかと思ったら痩せるサークルだった(男性/22歳/自動車関連)
・「フォーク研究会」。フォークソングの同好会だと思ったら、食事に使うフォークを研究していた(男性/25歳/その他)
・「つちのこ探索部」。見つからない物を見つけようとする部だが、要するにハイキングに行きたいだけ(男性/30歳/電機)

実際の活動内容と勧誘時の内容がずれているというのはよくあること。それにしても、食事用のフォークの研究なんて言われてみないと思いつかない活動内容ですよね。

■運動部のようななにか

・「軽運動部」。話を聞いたらほとんど運動をしていなかった(男性/31歳/食品・飲料)
・「筋トレ部」。正式に大学の体育会に所属しているから部活として認められているようだった(男性/22歳/情報・IT)
・「かくれんぼサークル」。市内を範囲として全力で隠れるので、何だかスゴイと思った(女性/22歳/ホテル・旅行・アミューズメント)

運動部の一角でありながら異端なサークルも多数ありました。かくれんぼサークルは、全力を出したらかなり疲れそうです。

■何事にも真剣に取り組むのが大学の良さ?

・「ニキビ同好会」。ニキビを同好するって変(男性/27歳/情報・IT)
・「宇宙人は必ず存在しますサークル」。地球上に存在する宇宙人というあだ名の人を探して取材してくることを目的にしていた(女性/29歳/印刷・紙パルプ)
・「薄毛・ハゲ研究会」。そんなのを研究する意味がわからない(女性/28歳/医療・福祉)
・「ろうそく部」。ろうそくの揺らめく炎を見るだけという変わった活動内容で、何かしらの宗教かなと疑った(女性/31歳/小売店)

くだらないものを真剣に研究するというのは大学生ならではですよね。実際に普段どんな風に活動しているのか気になります!

■不思議がいっぱいの勧誘体験

・ロボットサークルに「アルミにロマンを感じませんか?」と勧誘されて、面白そうだから入部してしまった(女性/23歳/学校・教育関連)
・アメリカ民謡研究会だが中身は軽音部。勧誘時に好きな音楽を聞かれ、どのジャンルを答えても「それならぴったりだ」と言われ続けた(男性/23歳/金属・鉄鋼・化学)
・古墳同好会から「一緒に古代へトリップしよう!」と勧誘されて、少し笑った(女性/26歳/学校・教育関連)

「ロマン」という言葉に惹かれて思わず入部してしまいそう! とにかく新入生に入部してほしい、という上級生の熱い空回りっぷりにちょっと笑ってしまいますね。

いかがでしたか? たしかにテーマも内容も謎な集団が多いですが、大学ならではのフリーダムな雰囲気を懐かしく思い出した人も多いのでは?学生時代はどんなことにも真剣に取り組める貴重な時期。こうした新歓での出会いで、一生付き合っていける友や先輩を見つけた人も多いことでしょう! 

文●鈴木恵美子

調査期間:2015年4月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:内定者男女434件(インターネットログイン式アンケート)

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ