社会人の中で、もう一度学生時代に戻りたいと考えている方はたくさんいると思います。特に勉強面で、社会人になってから「学生時代にもっと勉強しておけばよかった」「今ならもっと興味を持って勉強できるのに」と思うこと、ありますよね。今から学びなおすには、時間もお金もかかるから、余計に後悔しちゃうんです。そこで、マイナビニュース会員500人に、「もう一度あらためて学んでみたい教科」について聞いてみました。
Q.あなたが学生時代に授業で学んだことで、もう一度あらためて学んでみたいと思う教科はなんですか?
1位:英語......30.0%
2位:数学......13.2%
3位:日本史......11.0%
4位:世界史......10.6%
5位:物理......6.0%
6位:化学......5.6%
7位: 技術・家庭......4.8%
8位:古典......4.4%
9位:現代文(現代国語)......3.4%
10位:美術......3.0%
1位はダントツで「英語」。中学から高校まででも通算6年間は学んだはずなのに......。グローバル化が進むなか、必要とする人はやはり多いのですね。2位は「数学」。3位、4位には、「日本史」「世界史」と歴史がランクインしました。では、なぜその教科を学びたいと思うのか、理由を紹介していきましょう。
・英語...「一番身についてなくて、一番必要だから」(男性/29歳/電機/技術職)、「改めて最初から学べばもっと英語力を磨くことができると思うから」(女性/28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・数学...「昔は全然無理だったけれど、今ならもう少しわかるんじゃないかと思うから」(女性/24歳/その他/クリエイティブ職)、「学校の詰め込み式だと面白さは半減するが、実は数学の世界は奥深く美しくて、壮大な物語みたいだと後々になって実感したから」(女性/26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・日本史...「今であればつめこみではなく背景を学べるから」(男性/34歳/機械・精密機器/営業職)、「自分の国の歴史なのにあまりにも知らないから」(女性/30歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・世界史...「海外旅行でもう少し歴史的背景がわかれば......と思うことがしばしばあったので」(女性/33歳/その他/経営・コンサルタント系)、「いろいろ興味や世界観が広がった今ならよりたくさん学べそう」(男性/25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・物理...「今、切実に仕事で使うが、さっぱり理解できないので」(女性/26歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)、「それをちゃんとやっていれば今ごろエンジニアになれていたから」(男性/26歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・化学...「生活で化粧品など気になる成分があるから」(女性/30歳/その他/その他)、「某海外ドラマシリーズの影響で科学捜査に興味がわいたので」(男性/29歳/商社・卸/営業職)
・技術・家庭...「料理がうまくなりたい」(女性/30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・古典...「今なら興味を持って、文章の中身を理解して読める気がする」(男性/50歳以上/電機/技術職)
・現代文...「社会では、日本語の力が大切だから」(男性/41歳/電機/技術職)
・美術...「最近、絵画鑑賞に目覚めたので、美術史をきちんと学びたい」(女性/29歳/医療・福祉/専門職)
英語はやはり「仕事で必要だから」という切実な理由で、多くの社会人がもう一度基礎から学びなおしたいと考えていました。「数学」「物理」「化学」の理数系教科は、仕事で必要な人、「学生時代に好きだったのでもっと知識を深めたい」という人のほか、「社会人になってからその面白さに目覚めた」という文系の人や「学生時代は苦手だったけれど、今なら」というリベンジ派も結構いました。
また、「日本史」「世界史」「古典」は、受験や単位のための勉強ではなく、実生活を豊かにする「教養」として学びなおしたいと考える人がほとんど。特に、旅行したり、ドラマや映画、ニュースを見たり、美術鑑賞をする時など、歴史的背景を知っていればもっと深く理解できるのに......と思う人が多いようです。
「もう勉強したくない」というコメントの人はごくごく少数で、圧倒的多数の社会人は「また学びたい!」と意欲的でした。興味も知識も広がった今なら、一方的に教わるだけでなく、「こういう説もありますけど、どうなんでしょうか?」なんて質問から先生と議論し合えたり、活気ある授業になること間違いなし! 「20歳であろうが80歳であろうが、学ぶことをやめた人は老人だ。学び続ける人は若いままでいられる」という、自動車王ヘンリー・フォードの言葉もあります。いくつになっても「勉強したい」と思う気持ち、大切にしたいものです。
文●木下洋子(エフスタイル)
調査期間:2013年4月12日〜13日
アンケート対象:マイナビニュース会員
集計対象数:500人(インターネットログイン式アンケート)
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