環境に配慮するためにも知っておこう! 簡単に「使った油を捨てる」処理法

2013/02/01

新生活・準備

料理で使い終わった油を、キッチンの流しから下水道に流していませんか? 環境衛生的にも、これは絶対にやめておきたいことです。でも、揚げ物料理は、ただでさえ後片付けが面倒......。「じゃあ、どうやって油を捨てればいいの!?」なんて声が聞こえてきそうですが、ちゃんと適切な処理方法があるんです。

●誰でもできる最も簡単な方法

空揚げやトンカツ、天ぷらなどの揚げ物は、家庭でも人気の高い料理。でも調理後の油処理って、面倒なんですよね。実は、そんな油処理を簡単にできる方法はいくつかあります。

最も簡単なのは、「新聞紙などの古紙、古布に染み込ませて捨てる」方法。これは、自治体などでも紹介されています。その他にも「牛乳パックに新聞紙などを詰めて、そこに油を流し込んで捨てる」という方法も簡単です。

これらの方法なら、必要になるのはどこの家庭にもあるものだけ。しかもそのまま、燃えるゴミとして捨てることができます。

●油凝固剤はとっても環境に優しい

使い古した油を捨てる方法としては、油凝固剤もよく使われます。「固めるテンプル」なんていう商品を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか? この油凝固剤の原料は、植物(唐ゴマ)抽出の天然油脂系脂肪酸。固めた後は燃えるゴミとして捨てることができ、環境にも優しい素材です。植物性の油脂成分が原料なので、焼却しても有害な貴金属や塩素化合物などが排出される心配もありません。

●廃油を使ってせっけん作り

廃油でせっけんを作れると言ったら、驚かれるかもしれませんね。一部の自治体では、このせっけん作りをリサイクル活動として行っているところもあるんです。

書店へ行けば、手作りせっけんの本まで販売されています。ただ、苛性ソーダやオルトケイ酸ソーダという強アルカリを使いますので、一般の方が使用するときには注意が必要です。苛性ソーダなどは劇物ですから、危険が伴います。レシピをしっかり見て、必ず内容通りの手順で作るようにしましょう。

●「やっぱり面倒くさい......」というあなたに

どんな方法も面倒に感じてしまうという方は、「そのまま廃棄できないの?」と思うかもしれません。そんなときは、自治体などでバイオディーゼルの原料として油の引き取りを行っていないかチェックしてみましょう。廃食用油は、ディーゼルエンジンの車両燃料にすることができるのです。そのため自治体によっては、廃食用油を引き取ってくれるケースがあります。

ディーゼル燃料の他にも、飼料や肥料、建築用塗料、せっけん製品などにリサイクルして利用している自治体もあります。もし自分が住んでいる地域の自治体で回収していなければ、近隣の自治体を調べてみるとよいかもしれません。

中には「捨てるなんてもったいない!」と、油を使い回して利用する方もいらっしゃいます。確かにそうすれば、油を料理で使い切ることができるかもしれません。しかし油は酸素に触れるとどんどん酸化が進んでしまい、酸化した油は体によくないともいわれます。ですから、油の使い回しはできるだけ避けたいところです。

油は開封していなくても、日光に当たるだけで酸化してしまうもの。とはいえ、揚げ物に使用した油も、ろ過ポットを使用することである程度酸化を防ぐことができます。どうしても廃棄せずに使いたいという人は、この点も踏まえておきたいですね。

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