仕事で泣いてしまうなんて「甘い」と思いますか? だけど感情が抑えきれずに思わず涙してしまうのは、仕事に思い入れがあればこそ。そんな「本気」で働く社会人300人の"仕事で泣いたエピソード"を紹介します。
【不甲斐なさに涙】
・「自分のせいで大失敗をしたのに、上司が全責任をかぶってくれた。自分の不甲斐なさが悔しくて、一人になると耐えていたものがこみ上げて泣いた」(男性/28歳/情報・IT/技術職)
・「顧客とのトラブルを自分一人で解決しようとしたら、余計に大ごとになってしまい、上司に『もっと頼ってくれ』と言われたとき。悔しさで思わず泣いてしまった」(女性/23歳/医療・福祉/営業職)
【みんなの優しさにホロリ】
・「営業ノルマが達成できず苦しんでいたとき、お客様からの難しい質問に困っていたら、そっと上司が出てきて助けてくれた。勤務後に『焦らずにね』と言ってくれた上司の一言に思わずホロリ。翌日からは営業する意欲もわき、無事にノルマを達成できた」(女性/31歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)
・「ずっと一緒に働いてきた先輩が異動になったとき。不安で仕方なかったが、先輩に『あなたのOJTの担当になれて本当に楽しかった』と言われ、泣いてしまった」(女性/24歳/情報・IT/事務系専門職)
【"やっていてよかった"の嬉し涙】
・「入社したばかりで何も分からないまま、発注や在庫管理を担当。不安でいっぱいだったが、半年経って社長から直々にほめられた。そのあと上司に『めげずによく頑張った』とほめられたとき、泣いてしまった」(女性/27歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「SEとして入社したものの赤字プロジェクトにしか関われず、会社に貢献できずにいたが、6年目にして初めて社内教育の講師をやらせてもらえることになった。"初めて会社に貢献できる"と涙が出ました」(男性/29歳/情報・IT/事務系専門職)
「仕事で泣いた経験がある」と答えた人のうち、8割以上が女性という結果に。頑張りを認めてもらえたとき、ライバルに負けて悔しかったとき、上司に叱られて悲しかったときなど、男女ともに涙の理由はさまざまですが、泣くほどの経験というのは心に残っているせいか、臨場感あふれる回答の多さが印象的でした。
泣いてばかりいるのは困りものですが、泣くほど嬉しいのも、泣くほど悔しいのも、本気で働いている証拠。涙を流すほどの経験は、きっと力になっているはず。そう思って、涙を頑張るパワーに変えられるといいですよね。
調査期間: 2012年3月
アンケート対象:マイナビニュース会員?
有効回答数 300件(ウェブログイン式)
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