東日本大震災の影響で今後も計画停電が行われる予定。電気が思うように使えないことは確かに不便ですが、こういうときだからこそインスタント食品だけではなく、自炊して健康を心がけたいもの。簡単に作れて栄養もたっぷりとれるメニュー作りをご紹介します。
【ポイントは「下ごしらえ」と「冷めてもおいしい料理」】
電気が止まると当然電子レンジも使えないので、あたためが必要ない料理を作りおきしておくと便利です。停電時でもガスや水道が使える家では調理ができますが、オール電化の家や、停電時に水が止まってしまうマンションにお住まいの方には特にオススメ。肉や野菜をゆでるなど、下準備をしておけばバリエーション豊富なメニューを作ることができます。
おすすめ下ごしらえ 〜ゆでる〜
肉:薄切り肉を沸騰したお湯に入れて2分程度しっかりゆでておきます。肉の色が変わったら取り出し、水を切って熱をとります。冷めたら密閉容器へ入れて冷蔵庫で保存。通常なら3日程度は持ちますが、計画停電時は冷蔵庫内の温度が変化するため、翌日(24時間以内)までに早めに食べ切ることがポイント。
野菜:キャベツ、にんじん、ブロッコリー、もやし、じゃがいも、青菜(チンゲンサイ、小松菜など)をゆでておくと、いろいろな料理に使えて便利。こちらもゆでた後、いったん冷ましてから冷蔵庫に保管します。
冷しゃぶ&ナムル風和え物
ゆでたお肉や野菜には、市販のポン酢やゴマだれをかけて冷しゃぶでどうぞ。大根おろしを入れてもOK。もやし、にんじん、青菜(ほうれん草など)などの野菜に、すりゴマとゴマ油を各大さじ1/2杯程度加えて和えるとナムル風にもなります。にんにく、ネギなどのスライスを加えると風味がさらにアップします。