一人前になってわかる!? 先輩社会人が、新人時代にやっておいてよかったと心から思うこと

誰もが経験する新人時代。そんな新人時代には、上司や先輩からのアドバイスも「役に立つのかなぁ」と半信半疑なものが多いですよね。しかしながら、そんなアドバイスの中には、後々になって「やっておいてよかった」と思うことも多いはずです。今回は、社会人の先輩たちに、「新人時代にやっておいてよかったこと」について聞いてみました。





■新人時代にやっておいてよかったと心から思ったことを教えて下さい。

●勉強

・必要！（男性／24歳／医療・福祉）

・今にも通じるから（男性／29歳／情報・IT）

・仕事に必要な知識の勉強はあるかないかで差が出る（女性／27歳／医療・福祉）





何においても勉強する気持ちを忘れないことが重要なようですね。あとあと「やっておいてよかった」と思うタイミングがあるようです。





●挨拶

・早く顔を覚えてもらえるから（女性／30歳／情報・IT）

・元気な挨拶は一番大事（女性／23歳／団体・公益法人・官公庁）

・評判が悪くなることは絶対にない。逆に良くなる（女性／27歳／生保・損保）





元気なあいさつは社会人の基本と言われていますが、新人社会人にはなかなか面倒に思えてしまうものですよね。そんなことも習慣づけることで、周りからの印象も良くなり、やっておいてよかったと思っている先輩方が多いようです。





●電話対応

・電話の対応は基本中の基本なので（男性／42歳／自動車関連）

・人の名前を覚えられる（女性／30歳／運輸・倉庫）

・慣れたおかげでそんな職場に行っても緊張しなくなった（女性／27歳／学校・教育関連）





新人の一番の役目的な「電話対応」。苦手な人にとっては苦痛ですが、人との会話は仕事で必要なことが多いので、その後の役に立ったというコメントが多く寄せられました。





●わからないことは素直に質問

・年次が上がると聞きづらくなるから（女性／24歳／機械・精密機器）

・ミスを未然に防ぐことができたから（女性／26歳／学校・教育関連）

・後になると「今更何を言っているんだ」となることが多いから（女性／33歳／学校・教育関連）



社歴が長くなればなるほど、わからないことを聞くことってちょっと恥ずかしくなりますよね。新人時代なら、わからないことがあって当然ということで、その時期にできるだけ質問して、多くの事を身に付けておいた方が良いというアドバイスが多く寄せられました。



●メモを取る

・後から見返すことができるから（女性／34歳／その他）

・習慣になって、ミスを減らせる（女性／27歳／情報・IT）

・多くの仕事を抱えても、忘れないようにできるから（女性／31歳／その他）



新人だと、いろいろな先輩から多くの仕事を頼まれることが多いですよね。そんなときにメモを取ることでやり忘れを防ぐクセは、多くの先輩方にとっては「やっておいてよかった」ことのようです。



●敬語の練習

・自然に敬語が使えるようになったから。褒められる機会が多い（女性／24歳／食品・飲料）

・いざという時に役に立つ（女性／27歳／小売店）

・後から役に立つ（男性／30歳／小売店）



自然と正しい敬語が使えると相手の印象も良くなりますよね。その点でもとても多くの意見が寄せられてます。



●上司と飲みに行くこと

・上司と気があるようになったから（女性／26歳／学校・教育関連）

・コミュニケーションが取れて良い関係になれる（男性／34歳／食品・飲料）

・そこで出来た人脈が今生きている（女性／25歳／情報・IT）



得意不得意が分かれることが多い上司との関係。苦手でも上司からの誘いを断らないことであとあとよかったと思っている人、とても多いです。



●英語の勉強

・仕事で使うことが多くなるから（男性／33歳／運輸・倉庫）

・これからの時代は必ず必要だから、早いうちにやっておいた方が良い（女性／29歳／ホテル・旅行・アミューズメント）

・すぐに身に付くものではないから（男性／29歳／自動車関連）



パソコンのスキルなどと同様に英語のスキルも早いうちにつけておいたほうがいいものですよね。後になって「やっておいてよかった」ことの代表的なものかもしれません。



いかがでしたか？ 新人社会人にとってはただでさえやることがいっぱいある状況ですからなかなか難しいものですよね。それでも先輩たちがこれだけ言っていることですので、どれか一つでも実践してみてはいかがでしょうか？



文●ロックスター



調査時期:2015年5月

アンケート:フレッシャーズ調べ

集計対象数:社会人男女351人（インターネットログイン式）